マキオカネイチャークラブは現在進行形で進化中!

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

今年もいよいよキャンプシーズン到来!
我がマキオカネイチャークラブも、準備万端。
首を長くして、お客様がいらっしゃるのをお待ちしています。

4月にお友達が自然の木で手すりを作り、ドラム缶風呂に安全に入れるように、リフォームしてくれました。

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か、かっこいい・・・。

貸し出し備品も、たこ焼き器、コンパクトピザオーブンが新たに加わり充実度アップ。

たこ焼き器はなんでも作れる魔法の道具!キャンプで試したいおすすめメニュー8選!

いやー、日本広しと言えど、貸し出し備品にたこ焼き器のあるキャンプ場はないでしょ。
知らないけど。

それはともかく。

5月のマキオカは、とても美しい。
目の前に広がる景色は、新しく芽吹いた新緑が輝いている。

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そしてマキオカネイチャークラブ自慢の「キセキのリンゴの木」は、今年も花をたくさんつけてくれました。
薄いピンクに彩られたリンゴの花は、馥郁とかぐわしい。

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キセキのリンゴの物語

実は去年、いつも放りっぱなしにしていたことを反省し、花を摘花し袋掛けをした。
で、どうなったかというと。

いつもは10個近く実をつけるのに、1個しかならなかった・・・。
まるで「今までなんにもしてくれなかったのに今さら何?もう、放っておいてちょうだい!」と怒られたかのよう。
と言うことで、今年はいつも通り放っておくことにしました。

完全無農薬、無肥料、無摘花。
しかも、砂利に植えられて放置された挙句、真下にカマドを作られ、しょっちゅうすぐ近くで焚火をされるという超過酷な状況に耐えつつ生きながらえ、実をつけているマキオカネイチャークラブのキセキのリンゴ。

うっうっう。
健氣だよう。

それはそうと。

いつも思うのだが、わたしは本当にご縁に恵まれていると思う。
友人しかり、お客様しかり。

一人でキャンプ場を運営していると、いろいろなことがある。
資金もなく、不器用で非力なわたしがマキオカネイチャークラブを続けてこられたのは、こうした「良縁」に支えられてきた感が強い。

センターハウスやベランダ、ドラム缶風呂の補修工事をしてくれたり、トレーラーハウスやティピィの掃除、草刈りを季節ごとに手伝いに来てくれる友人達。

トレーラーハウスが水漏れして泣きそうになっている時に、お休みの日でも駆けつけてくれる矢崎設備さん。
とても素敵な動画を作って下さったキャンプイズムさん。

そしてなにより、たくさんあるキャンプ場の中から、ろくに宣伝もしていないマキオカネイチャークラブを選んでくださり、とても丁寧にご利用してくださるお客様方。

本当に感謝に耐えない。

わたしにできるご恩返しは、マキオカネイチャークラブをより安心して楽しんで頂ける施設にすること。

「自分が来たくなるキャンプ場」目指して、今日も草むしりを頑張るぞ!!

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つづく

大嶽山那賀都神社の例大祭と大麻飾り守

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

先日の4月18日、我が崇敬する大嶽山那賀都神社の例大祭が賑々しく執り行われた。
かつて山梨県人で大嶽山を知らないのはモグリと言われ、18キロほどある塩山までの道が人の途切れることがなかったという大嶽山那賀都神社の例大祭。

朝方は生憎の雨だったが、しだいに日が差し、お山は鮮やかな新緑に包まれた。
粛々と進められるご神事やお神楽は、素朴ながら神々へ捧げるにふさわしい氣品と神聖さに溢れている。




                               
わたしも崇敬会の末席を汚させて頂いているので、お守り授与所でご奉仕をさせて頂いた。
その際、他の崇敬会の方からいろいろな不思議なお話を伺った。

富士吉田で建具屋さんをされているという古い信者さんのWさんから伺ったお話。

大嶽山那賀都神社に車を乗り入れることができなかった昔、Wさんは重い箪笥を担いで登ったのだという。
あまりの重さに、辛くて「もう無理だ」と思ったが、鳥居を過ぎた時、急に驚くほど軽くなったんだそう。
「あれは本当に不思議だった。まるで神様が上から持ち上げてくれたようだった」と仰る。

さらに、Wさんは最近心筋梗塞を患われたのだが、お医者様も驚くほどの奇跡的なことが続き「あれは絶対大嶽山那賀都神社の神様が守ってくださった」と断言された。

わたしはこういう不思議話が大好き。
ふむふむと目を輝かせて聞き入ってしまう。

古くから信仰されている方は、必ず同じような不思議で有難いお話を一つや二つはお持ちのよう。
「ご祈祷を受けてすぐ子どもが授かった」なんていう話は枚挙に暇がないほど。
「日本昔話」の世界のようで、面白いことこの上ない。

それはそうと。

今年の例大祭では、新たに大嶽山那賀都神社のオリジナルの「大麻飾り守」が授けられることになった。
この「大麻飾り守」、優美で美しく、品格を感じさせる。
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光沢があり、黄金に光り輝やいている部分は「精麻(せいま)」といわれ、祓い清めのパワーを秘めた大麻の繊維で、一番大切な部位なんだそう。

祓い清めのパワーを秘めた大麻の一番大切な「精麻」を使った大嶽山那賀都神社の「大麻飾り守」、霊験あらたかな感じがするだけでなく、デザイン的にもとても素敵。

それにしても、何故お守りに「大麻」なのか。

神社神道では、かつて大麻は神と人をつなぐ掛け橋だったという。
古来より神道と切っても切れない関係にあった大麻は、穢れを祓う神聖な力があるとされ、海水でも祓いきれない穢れを祓う役割を担い、しめ縄や鈴緒、お祓いなどの神事に用いられてきた。
伊勢神宮のお札はその昔、「神宮大麻(じんぐうたいま)」と呼ばれ、大麻草が使用されていた。

日本の思想・文化は「祓い」だと言われている。
古より、大麻の繊維は神事で祓い清めに用いられ、罪や穢れを祓い清める力があると考えられてきたんだそう。

自分自身を浄化したり、また場を清めることで、滞っていた氣を流し、良い流れを引き寄せるといわれる大麻。
お守りとしてこれ以上ふさわしい素材がまたとあろうか。

(もちろん大麻取締法に抵触するのは、麻の花や葉を乾燥または樹脂化、液体化させたものであり、当然のことながら、大麻飾りで使用する精麻は法律には触れません)

実はこの「大麻飾り守」、わたしも少しだけかかわらせて頂いているので、ちょっとした裏話を。

この「大麻飾り守」を作っているのは、わたしの友人。
かねてから不思議な能力があると知っていたが、今回は特にその感を強くした。

この友人は、20代前半から仏画師として寺社に天井画、襖絵、掛け軸を制作し、神事には竜笛を奏上するなど多方面で活躍している。
大麻飾り職人になったのは知っていたが、ここしばらく連絡を取っていなかった。
それが今年、わたしがFBにアップした節分祭の記事を見て「あ、近いうちに連絡をしてくる」と直感し、電話を待っていたんだという。

節分祭の頃って、まだ「大麻飾り守」の話が持ち上がってもいなかったんですよ?

不思議だ。
やはり「大麻飾り守」は大嶽山那賀都神社の神様が望まれたのであろうか。

その友人は「大麻飾り守と仏画の制作は似ている。神仏の御前に捧げるので、自分の思いは入れず、無私の氣持ちで取り組むように心がけている」と言う。

大嶽山那賀都神社の「大麻飾り守」は、この大麻飾り職人である友人によって、ひとつひとつ手作業で丁寧に作られている。
お守りがどんな人によって作られたか分かるって、とても安心感がある。

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今回、大嶽山那賀都神社の「大麻飾り守」をお受けした記念すべき第一号のKさんと日原宮司。

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とっても嬉しそう。

大麻を使ったお守りをお授けしている神社って、わたしの知っている限り、どこにもない。
とても貴重で意味のあるものだと思う。

現代においてはほとんど消えかけていると言っても過言ではない大麻の文化。
だが、そんな中でも麻を求める声が、埋火のように静かに広がっている。

この大嶽山那賀都神社の「大麻飾り守」は、まさに温故知新、「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」そのものなのではないだろうか。

日本人の深い智慧と感性によって、古より培われてきた大麻による祓い清めの文化が、大嶽山那賀都神社の「大麻飾り守」として、現代に蘇ったともいえるだろう。

おそらく、日本、いや世界でここ大嶽山那賀都神社でしかお受けできない「大麻飾り守」。

この「大麻飾り守」によって、日本古来の「祓い清め」の文化を日々の生活に取り入れて頂けば、きっと大嶽山那賀都神社の神々様も寿いでくださるに違いない。


つづく

台湾旅行に行ってきた(8)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

「台湾旅行に行ってきた」もいよいよ最終回。
この長ったらしい文章によくお付き合いくださいました。
ありがとうございました。

備忘録も兼ねているので、ついダラダラと書いてしまいました。
「とっとと終わらせろ」とお思いの方も、もう少しだけお付き合いを。

自由行動の後は「ナイト九份観光」。
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の温泉街のイメージとして使われたことで有名になり、観光の定番になったらしい。

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タイムスリップしたような、どこか懐かしい雰囲気を感じることができる場所ではある。
が、人人人!
階段の上り下りが困難なくらい大変な人、特に中国人の観光客で溢れかえっている。

でも、夜景は確かに美しく、湯屋の面影があった。

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九份には一時間ほど滞在し、饒河夜市(ラオフージエ夜市)へ。
日本にいる時から夜市を楽しみにしていたのに、先日は青草茶のせいでほとんど満足に食べることができなかったので、今回こそはたくさん食べるぞ、と鼻息も荒い。

ここも人で溢れかえっているので、ふんどし息子とはぐれないようにどこで食べようかときょろきょろと物色しながら歩く。
一旦、屋台を観察しながら夜市の端まで行き、戻りながら、さっきお客さんが美味しそうに食べていた「金林三兄弟」という看板を掲げたお店で、肉の薬膳スープを食べることにする。

お金を払いテーブルに着いたが、なかなかスープが出てこない。
「屋台なのに、なんでこんなに待たせるのかな?」とぼんやり思っていた。
かなり待って、やっとスープが出てきた。

藥燉排骨とは薬膳で豚のスペアリブを煮込んだものらしいが、出てきたものを見ると、本当に骨しかない。
さっき他の人達が食べていたものにはしっかりお肉がついていたような氣がするけどなあ。

「もともとスープを戴くものなんだし、骨に肉がついていないのは当たり前」と言うかもしれないが、それにしてもすべての骨にひとっかけらも肉がついていないって。
なんか、おかしい・・・。

食べ物の不満をあまり口に出すのも憚られるので、黙ってスープをすすっていたが。
骨をよく見ると、齧ったような跡が・・・。

「もしやこれって、他のお客さんが食べたあとのものを出されたのでは?まさかね。いや、でもそういえば、そんなに混んでいるわけでもないのに、出てくるのにやたら時間がかかったし。アヤシイ・・・」と、屋台のお兄ちゃんに疑いのマナザシをむけるわたし。

疑心暗鬼になり、結局、途中で席を立ってしまったのだが、真相はどうだったんだろう。
「そんなはずはない」と思いたいが・・・。

台湾は世界一の親日国というが、台湾の中にもいろいろな人種がいるわけで、可能性がまったくないわけではないと思う。
もしそうだとしたら、とっても不愉快・・・。
こういう情報って、あまりネットでも載っていなさそうだから一応書いておこうと思った次第。

この出来事は、狭い日本でうかうかと過ごしていたわたしに衝撃を与えた。
あー、わたし達って、ホントに国際社会の荒波に身を置いているのね。

そんな氣持ちをすべて払拭してくれたのは胡椒餅。

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もうね、めっちゃ美味しい!
今回の旅行で一番美味しかったかも。
おススメです。

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翌朝、午前3時半にホテルロビー集合。

お弁当を持たせてもらったので、空港のロビーで食べた後、順番にトイレを済ませ、出国の手続きをしようとしたわたし達。
荷物番があるので、わたしが先に行き、次にふんどし息子がトイレに行こうと立ち上がり、ふと見ると出国の行列がさっきの倍近くに増えている。

どうやら、中国人のツアーの観光客がまとまって並んだらしい。
「飛行機の出発の時間もあるし、早く並ばないとヤバいかも」と言うと、ふんどし息子はトイレを諦めて一緒に行列に並んだ。

「オレもトイレに行きたかったのに」と不満そうに言うふんどし息子。
「ねえ、今からでもトイレに行っておいた方がいいんじゃない?行っておいでよ」と言うと「あのガラスの塀の向こうに行けばすぐ出国手続きなんだから我慢する」と言い張る。
「大丈夫?」と心配して聞くと「うるさいな!大丈夫だよ!!」と、ちょっとイライラした感じ。

なんだよ。
人がせっかく親切で言ってやってるのに。

やっと行列が進み、ガラスの塀の中に入ることができた。
が、そこには出国手続きのブースはなく、さっきの行列の3倍くらいの人が並んでいた。

落胆の表情が、ふんどし息子の顔によぎる。
「ね、ねえ、今からでも戻ってトイレ行った方が・・」と言うと「今更もどれないよっ!塀のところにいた係員にトイレ行くから出してくださいっていうのもヤだし。我慢する!」と怒る。

あんた、そんなに怒らなくたって。
傍から見ると、結構つらそうだから言ってるのに。

とはいえ、あの先に見えるパーティションの向こうに行けば出国審査の手続きをする場所になるのだろうから、何とか頑張れ。
余計なことを言うと怒られるので、心の中で応援しつつ、心配そうな眼差しを送る母。

ふんどし息子は青ざめながらもじっと耐えている様子。
かなり限界に近いようで、無口になっている。
限界が近いと無口になるのは、わたしも経験上知っているから声をかけずそっとしておく。

やっとパーティション近くになり、出国審査の手続きの場所に到達した、と思いきや。
確かに出国審査のブースがあるにはあったものの、そこにも予想以上の行列が。

わたしは見ましたよ。
ホントの深い絶望の淵に立った人間の表情を。

ふんどし息子は、脂汗が出る時期もとっくに過ぎ、顔面蒼白。
一歩でも歩くと、〇〇〇が噴き出すんではないかと心配するほど。

わたしゃ、マジでもうだめかと思いましたよ。
「だからあの時行った方がいいって言ったのに」という言葉もかけられないくらい。

耐えるんだ、ふんどし息子よ。
が、もうとっくのとうに限界を超えている様子のヤツに、声を掛けられる状況ではない。

いかん、いかんよ。
もし、こんなところで衆人環視の中でもらしたら、日本人の評判は地に落ちちゃうじゃないですかあ!

とはいえ、頭の中で「えーと、万一そんなことになったらふんどしや着替えは、預けたスーツケースの中だし」と本氣でシュミレーションし出す母。
うつむいたまま、カチコチに態勢を固め、何とか耐えているふんどし息子。
緊張が走る。

ああ、もうダメかも・・・。

でも、神様はお見捨てにならなかった。
あまりに行列が長かったので、ふんどし息子が並んでいた出国手続きのブースの横のブースを係員が開けてくれた。
天の助けのお陰で、ヤツの並んでいた行列が半分になった。

やっと出国手続きが終わり、お腹とお尻を押さえながら走るふんどし息子。
その後ろ姿を見ながら「神様、ありがとうございます!」と母は手を合わせたのでした。

危うく国際社会に荒波を起こすところでした。
いやー、危なかった。マジで。

よれよれになって無事トイレから出てきたふんどし息子です。
面白いから記念に写真を撮っておきました。

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地獄を見たオトコは「ホントに死ぬかと思った・・」と一言。

息子よ、最後に下らない思い出、ありがとう!

つづく

台湾旅行に行ってきた(7)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

台北3日目の朝。
このツアー中、この日の午前中のみが自由行動なので、お土産はすべてこの日に買おうと前々から決めていた。

明日は、午前3時45分にホテル前に集合して、帰路につく。
だから、実質台北最後の日となる今日は、目いっぱい楽しむつもり。

早めに朝食を終え、8時過ぎにはタクシーに乗り込み「林華泰茶行」に向かう。
ここは120年以上続く老舗のお茶の卸問屋なんだそう。

普段からお茶をたくさん飲む我が家。
ここぞとばかりに大量に買い込む。

次に向かったのは、古い問屋街「迪化街(ディーホアジェ)。
迪化街は問屋街というだけあり、たくさん乾物が売っていて、お茶、カラスミ、ドライフルーツや漢方、ナッツ、ツバメの巣などたくさんのものに溢れている。

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お洒落カフェで普段飲まないような高級コーヒー(180元。日本円で540円、現地の人の感覚だと1440円ですぞ)を飲んだ後、

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マンゴー、漢方薬、キクラゲなどを買い込み、カラスミは路地裏にある100年以上続く老舗の『永久號』でゲット。

もちろん自宅用も買う。
このカラスミ、日本酒にも合いそうだから、楽しみ!

永樂市場を歩いていると、“姚德和青草號”という綺麗なお店の前にカウンターのようなものが出ていて「青草茶」の文字が。
夜市で飲んだ青草茶と同じ20元。
よし、リベンジだ!

感じのいいおばちゃんが、よく冷えた青草茶を注いでくれる。
一口飲むと、爽やかなハッカの香りが口に広がる。
夕べ飲んで具合が悪くなりかけた、生ぬるくて不味い青草茶とは全くの別物だった。

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これだよ、これ!
わたしが飲みたかった青草茶は!!
さっそく青草茶も買い込む。

その後は、ふんどし息子の本業で使う鍼灸道具を買う予定を立てている。
「志遠書局」という本屋さんで買いたいらしいのだが、土地勘がまったくないわたし達。
再びタクシーに住所を見せ、無事到着できた。

ふんどし息子は、専門書、牛の角とガラスのカッピング道具等、マニアックなものを次々とお買い上げ。

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さらに、日本の秋葉原といわれる八徳路電気街に行きスマホを買う。
まるで振り切れたように、いつになく爆買いするふんどし息子。

これって、あれですかね。
普段「お金がない」と抑圧されていた購買欲が、異国の地で「ここではそんなこと、どうだっていいもんねっ」と、ヤケクソ氣味に暴発してるってことですかね。
帰国してから青ざめなきゃいいけど。

最近、石に凝り始めたふんどし息子は、ネットでオススメと書かれていた『良友翠玉専門店』という石の専門店に「絶対に行きたい」という。
わたしがデューティフリーのお店で北投石のブレスレットを買った時、ふんどし息子が執拗に止めたのも「このお店で買うべきだ」と考えたからだった。

「日本の業者もこのお店に買い付けに来ているくらいなんだからね」と、ネットで仕入れた知識を披歴するふんどし息子。
まだ行ったこともないお店にずいぶんな入れ込みよう。

中山區松江路にタクシーで行き探したが、なかなか見つからない。
仕方なく商店街で、乾物を売っているお店の人に地図と住所を見せながら聞いてみる。
地図によるとすぐそばのようなのだが、分からないようだ。

台湾の人はとても親切だ。
近くにいる人に声を掛け、皆であれやこれや頭を寄せて話し合ってくれる。
(結局、全員が別の方向を指さしていたのは、まるでコントのようだったが)

そこに自転車に乗った女性が通りかかった。
乾物屋の方と知り合いだったようで、この女性も話し合いに参加してくれたが、やはりどこか分からない様子。
諦めきれないふんどし息子は「もうちょっと自分たちで探してみます。謝謝」とお礼を述べ立ち去ろうとすると、その女性が流ちょうな日本語で「このお店で何を買いたいの?」と尋ねてきた。

聞くと、張さんというその女性は通訳やツアーガイドをやり、ガイドの研修もしているらしい。
「ここは石の専門店なので、息子は北投石を買いたいらしいんです。わたしは昨日デューティフリーのお店で買っちゃったんですけど」とわたし。

実は、勢いで5万もする(値切ったけど)北投石のブレスレットを買ったはいいが、心の底で「あー、デューティフリーのお店ではいつも買い物しないのに。高い買い物しちゃったかな。ふんどし息子の勧めるお店で買った方がよかったかな」と、胸の底でチリチリとくすぶっている思いがあった。

すると張さんは「北投石はデューティフリーのお店で買ってよかったですよ。デューティフリーのお店以外で買っても、マイナスイオン測定器に出るようなものは出ていませんから」と、おっしゃった。

「え?」
「北投石はわたしの身内が開発にかかわってるんです。効果のある石はデューティフリーのお店以外には卸していません。だからデューティフリーのお店以外やアマゾンで売っているような北投石は偽物です。デューティフリーのお店では保証書も付けるでしょ?ほかのお店では付けませんよ」

えー!!そうなの?
ってことはセルフォちゃんのいう通りにして大正解だったってこと?!

ふんどし息子は、目を大きく見開きショックを隠せない様子。
結局、張さんの事務所まで連れて行ってもらい、いろいろな裏話に花が咲いたのでした。

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いやー、ご縁って面白いですな。

張さんから話を聞かなかったら、心のどこかで「成り行きで高いものを買っちゃったけど、ま、仕方ないか」的な感じをずっと持っていたと思う。
セルフォちゃん、あんたを信じ切れなかったわたしを許してね。

北投石のブレスレットの購入をご検討の皆さん、デューティフリーのお店の方が保証書も付けてくれるし、安心みたいですよ。

その後、張さんに調べてもらって「良友翠玉専門店」に辿り着いた。
やはり、あの乾物屋さんのすぐそばだった。

すぐそばで商う地元の人、北投石に関わっている張さんもまったく知らないのはどういうわけか。
表の看板等を見ると、観光客向けだとすぐ分かる。

ネットで見るとものすごく評判がいい。
「良すぎるのでは?」と思うくらい。

実際にお店に入ってみたが、北投石のお値段はデューティフリーのお店と大して変わらない。
セルフォちゃんの反応はといえば「うーん、いや、別に・・」と素っ氣ない。

さっきまであんなに買う氣満々だったふんどし息子も、購買欲がしおしおと萎んでしまったらしく、目に輝きがない。
まるで文通相手(今や死語か?)に恋い焦がれていたのに、生身の相手に会って一挙に熱が冷めてしまった高校生のよう。

思い込みってコワいですな。
結局、そそくさとお店を後にしたのでした。

ま、こういうのって人によって感覚が違うしね。
自分がいいと思えるものを求めるのがもちろん一番いい。

でも、やっぱりネット情報の鵜呑みはよくないかも。
本当に大事な情報は、ちょっと調べただけじゃおいそれとは出てこないというのも事実。
そんなことを張さんとセルフォちゃんに教えてもらいました。

そして我が家に「セルフちゃん有能伝説」の生まれた瞬間でもありました。

つづく

台湾旅行に行ってきた(6)

こんにちは。今日も楽しいマキオカでし。
もとい、今日も楽しいマキオカです。

飲めない水道水を使った(と思われる)青草茶を飲んでしまい、テンションがダダ下がったわたし達。
「せっかくの台湾旅行。美味しい食べ物を楽しみにはるばる日本からやって来たのに、こんな下らないことで下痢になってしまってすべて台無しになったらどうしよう・・」という自業自得的なしょーもない不安から、何も食べる氣が起きず、タクシーでホテルへと戻ったのでした。

ああ、愚かなり・・・。

それはそうと。

わたしは日本ではほとんどタクシーは利用しない。
が、台北では初乗り運賃1.25kmまで70元(180円)ととってもお安いので、交通手段として大変魅力的だ。
言葉の問題も、行き先の地図か住所が書かれた物を見せれば問題なし。
ということで、今回の旅ではちょいちょいタクシーのお世話になりました。

結局、気持ち悪くなった氣がしたのは完全に氣のせいで、二人ともお腹は壊れなかった。
これというのも、いつもテキトーなものを平氣で飲み食いしているお陰であろうか。

時間の経過とともにすっかり氣を取り直し「せっかくの台湾の夜。日本ではまず受けないマッサージをしにいこう」と、ホテル周辺のマッサージ店を探すことにする。

ツアー会社の勧めるマッサージは送迎付きで30分800元だが、街中のお店では、大体1時間800元。
どこかいいお店はないかとふらついた結果、ホテルのほど近いところによさげなお店発見。
足裏マッサージと全身マッサージ90分のコースをお願いすることにし、二人でリクライニングチェアに横になった。

足を蒸しタオルで温め足裏マッサージを始めると、担当のおじさんが「これ、角質取りしたほうがいいね。角質、たくさんある」と、片言の日本語で言ってきた。
角質取りは600元。

そう、確かに以前からかかとにガサガサした角質があり、何とかならないかと思っていたの。
いいチャンスだからやってみるか。

いつもはみみっちいけど、旅先だと太っ腹になるわたし。
(日本円で1800円ほどの金額を「太っ腹」という時点で普段のケチり方が窺えますな)

ふんどし息子も一緒にやってもらうことになり、それぞれ足に二人ずつが足元に取り付いてやってくれる。

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ああ、なんて贅沢なの。
氣分はさながら王侯貴族のよう(?)

角質取りは専門のスタッフが鋭利な刃物を使ってかかとをゾーリゾーリと、まるで髭を剃るように角質を剃っていく感じ。

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痛くも痒くもないが、足から白い粉がボロボロと落ちていくのがスゴイ!
自分の写真を載せるのは恥ずかしいので、ふんどし息子のを載せることにしよう。

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あー、なんかさっぱり!
いやー、いいね。台湾の角質取り。
一年経つと、また元通りになるらしいから、このためだけに来てもいい感じ。

とはいえ、わたしの担当のおじさんは足つぼマッサージをしながら目はテレビを観ていて、ちっとも力が入らない。
それに反して、ふんどし息子の担当のお兄さんは傍から見ていてもいろいろなテクニックを駆使し、一生懸命揉んでいる。

ぐぬう。
なんか、悔しい。

昨日と反対の立場になり、羨ましさ、妬ましさがこみ上げる。

マッサージがすべて終わったのは、22時半ごろ。
「このツアー中で、明日の午前中のみが自由行動。お土産はすべてこの日に買おうと前々から決めているのだから、早く寝なければ」と、急いでホテルに帰る。

ふんどし息子は、ツルツルになったかかとをさすりながら「足が一回り小さくなった氣がする」と言いつつ、嬉しそうに付け加えた。

「オレの担当の方がオカンのマッサージやった人より上手かったね」
なんかムカつき返事をしないでいると、再び「オレの担当の方が・・・」と繰り返す。

あーっ、聞こえとるわっ!
どんだけ嬉しいんじゃ!
せっかくの台湾の夜に、どうでもいいわ、そんなこと!!

こうして再び親子で罵り合いながら、台湾の二日目の夜は更けていったのでした。

つづく


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マキおかん

Author:マキおかん
気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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