お着物考

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

三が日も終わり、だんだん日常が戻ってきましたね。

我が家は二日、皇居に一般参賀に行ってきました。
天皇陛下の穏やかなお声を拝聴すると「今年もいい事ありそう。頑張ろう。」という気持ちになるから不思議。

なんて言っておりますが6~7年前友達が「今年一般参賀に行くんだけど、行かない?」と誘ってくれた時は「え?右翼とか、街宣車とかいるんじゃないの?そんなとこ行って日章旗振るなんて、すっごい右寄りなヒトばっかりなんじゃ?」なんて言っていたものです。

ところが恐る恐る行った皇居は国際色豊かで平和な感じ。
白馬に跨った皇宮護衛官も素敵。
ボランティアの人が配ってくれる日の丸の旗もなんだか楽しい。

そして防弾ガラスの向こうにいらっしゃる皇室の方々。
穏やかそうで、お上品で、日本人に生まれたことを誇らしく思える雰囲気。
いかに皇室の方々とはいえ、人間関係の悩みや家族間のトラブルはあるでしょうが、そんなこと微塵も感じさせない晴れやかな表情。

お見事です。頭が下がります。

そして天皇陛下の心洗われるお言葉が終わると、どこからか湧き上がる万歳三唱(たまに右翼っぽい人が音頭を取るときもある)。
一斉に振られる日の丸。万歳の声。外国の方々の笑顔。ばあさんのナンマンダブ(ウソ)。

百聞は一見にしかず。
それ以来我が家は毎年1月2日、一般参賀に行くことになりました。

で、一般参賀に行く時、わたしはお着物で行くことに決めています。
もちろんケチなわたしは着付けも自分でやる。

そもそも着付けを覚えたきっかけもわたしのケチ心から。
わたしの母は踊りの先生だったため、わたしの嫁入りの際、着物をたくさん作ってくれました。それが母の自慢です。

が、現代の生活において着物を着る機会など年に何回あるでしょうか?
着付け、髪のセットにお金と時間をかけ、気を使いながらお食事。その間も立ち居振る舞いや着付け方を周りの着物には一家言あるおば様たちの厳しいチェックを受ける。
やっと帰宅して窮屈な着物を脱ぐと、なんと!あんなに気を付けていたのに、胸のところにちっぽけなシミが!
洋服なら布でたたいてしみ抜きをする等いろいろできるが、お着物の場合恐ろしくてできません。
で、洗い張りに出すことになり、このしみ抜きだけで一万円近くかかってしまう。
おまけに裸になった体はまるでハムや煮豚のように紐の跡が・・。

気軽に着れるわけないでしょ。着物。
そんなもん、タンスに一杯もらったところで、嬉しいわけがない。

母が「あなたの嫁入りのとき、着物代だけでもすっごくかかった。」なんて話をすると、心の中で「現金でくれたらとってもありがたかったのに・・。」なんて罰当たりなことを考えてしまう。

さらに母が歳を取って派手になったからと言って、またまた着物をたくさん譲ってくれました。
わたしにどうしろと?
タンスの肥やしがさらに増えただけ。

着物ブームなんて一部で言われてても、実際古着屋さんに売るとほんとに二束三文にしかならない。しかもそんなこと申し訳なくてできる訳もないし。

そこで一念発起。着付けを習うことにしました。
いや、着付け教室なんて行かず、母から習いましたよ、もちろん。
もったいないもん。

とにかく無駄がキライなわたしです。
箪笥の肥やしは着れるようにさえなれば、どこに行っても恥ずかしくないよそ行きがたくさんできることになる。

人間、やればなんとかできるようになるもんです。
今やお着物を着たわたしは一見すると良家の奥様。
まさか「もったいなくて何とか着物を着るようにした」ケチなおばさんだとは誰も思うまい。

それにつけても着物の贅沢さよ。
季節によって、着物はもちろん帯、草履、小物に至るまで変えなければならない。
少し季節を先取りして、コーディネイト。もちろん色、柄も考えて。季節外れのものを着ると嗤われます。
あと、立ち居振る舞いもしっかりしなければ。
お着物を着ているととにかく目立つ。
特に着物好きを自認している人たちの目は厳しい。
帯のたれが長いだの、帯紐の結び方が変だの。

ほんと、言っちゃなんだけど能書きうるさいんだよ。
着物なんてついこの間まで日常着だったんだから、少しぐらいとんちんかんだって、いいじゃないか。
とにかく生活に中に生かしていくという事が大切なのでは?

とは言っても、今年の夏見た子供の浴衣(?)衝撃的でした。
上半身は着物風。
襟は着物の合わせになってるし、三尺風のベルトをしている。
そこから下が理解不能。
ミニのフレアースカートになっていて、レースで縁どられている。

なんだこれは?
わたしの美意識(大したものではないが)が拒絶しているっ。
駄目だ。目がどうしても追っかけてしまう。
わぁ、ここにも。あそこにも。
ぎょえっ、高校生ぐらいのお姉さんも!

日本文化、ここに終われり。
あんな浴衣、わたしは認めないね。

どういう感覚でお金を出してあれを買うのか。
どんなデザイナーがあれを考えたのか。

でも最近「じょしらく」というアニメのエンディングを歌っている「ももいろクローバーZ」という女の子達を見て、少し考え方が変わりました。

可愛いかも。
もし孫にせがまれたら、買っちゃうかも。

恐るべし。アイドルの力。

つづく


スポンサーサイト

comment

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

マキおかん

Author:マキおかん
気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR