リス考

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

今日、鎌倉の自宅にリスが遊びに来ました。

カーテン越しに何か動くものがあると思い、気を付けてみているとリスがいつものごとくお隣の柚子の木によじ登って実を取って逃げるところ。
                   
                     リス

この後、リスは欲張り過ぎて大きな柚子を狙い過ぎたのか、ポロリと落としてしまい、残念そうに立ち止まっていましたが、しぶしぶ立ち去りました。

鎌倉に来た当初、初めてリスを見て「かわいい!」と言うと、普段お上品だった姑が「ちっとも可愛くないわよ。」と、憎々しげに言うのが不思議だったのですが。

確かに鎌倉に住んでいるとその気持ちがよくわかる。

夏の爽やかな朝、気持ちよくまどろんでいると外から何やら昔聞いたクラッカ-(紐の先にプラスチックの玉が2つ付いていて、紐の先を持って思い切り玉を打ちつけ合う遊具。出来るまでには腕が青あざだらけになる)のような音が。
よく見ると木によじ登ったリスが尻尾を機械的に動かしながら「ガチャガチャ」とも「ゲッゲッゲ」とも形容のしがたい奇声を発生させている。
これは天敵が近づいた時には、警戒音を出して仲間に知らせ合うためらしい。
朝の目覚め方としては、あまりよろしくない。

散歩をしていても、電線をスルスルと器用に伝っていくリスとしょっちゅう遭遇。
その姿は天敵があまりいないせいか、どこか図太い感じ。
人なんてちっとも恐れていません。
道路だって何かくわえて走って横切ってるし。

このリスの困る所は木の皮を食べてしまうところ。
聞くところによるとリスにかじられて皮を剥がされてしまった木は枯れてしまうんだとか。

江ノ島で1951年に伊豆大島から連れてきた54匹のタイワンリスを江ノ島植物園で飼育したところ、台風で飼育小屋が壊れたことで逃げ出し、弁天橋を渡って鎌倉市内に入り込んで繁殖するようになったと言われているらしい。
今や、駆除の対象になっており、ペットとして飼うことも禁止となっているとのこと。(え、そうだったんですか?)

いつものごとく、やっちゃった感じですね。
目先のことを考えてやってたら、思ってもいなかったとんでもないことに発展しちゃうっていう、よくある、あれ。

職場にパートで入ってきたおばさんが慣れないだろうからと親切にしてあげていたら、気があるんだろうと誤解されて言い寄られ、丁寧にお断りしたら逆切れされ、職場に居づらくなっちゃった、とか。

子どもの勉強ため買ってあげたパソコンで、子どもは勉強なんかせずに怪しげなサイトにばっかり行くようになってしまい、受験は失敗。さらにワンクリック詐欺にあってしまい大損しちゃった、とか。

うちの場合だと安い土地を買って楽しく遊ぶつもりが、老後のお金も体力も全部つぎ込むこととなり、挙句は未亡人になってしまい、暇つぶしにブログを書いちゃぁ子供に叱られる、とか。

人間の浅知恵を笑うのは簡単ですが、それは結果論。
その時は一番いい方法だと信じ込んでしまうものですよね。

そして愕然とさせられるのが思い込みの力。

以前はあんなに可愛いと思っていたリスが、ネズミ目で同じ齧歯目と知ると、なんとも可愛くなくなってきてしまったのが不思議。

まるで付き合う前は「ほんっとにカワイイ!」と信じ込んでた彼女が、ふとした瞬間からただの小太りのぶりっ子に見えてしまい、恋の魔法って、本当にあるんだなぁ、と魔法が解けた瞬間、実感して遠い目をしちゃうのと同じ。

ただこの思い込みの力、悪いことばっかりとも思えません。

第一これがなければ人口の増加もなければ、事業の発展もないかも。

わたし達は目先のことしか見えない目を思い切り見開いて、なんとか先を知ろうとし、思い込みの力で困難を突破しながら、なんとかここまで来れたような気がします。


そうそう、知らなかったけどアメリカ合衆国のいくつかの地域では、近年までリスの肉は食肉として捉えられ、好まれていたらしい。
可愛く見えないって嘆かれていた方が、美味しそうって思われるより、リスにとってはいいことかもしれない、とぼんやり考えるわたしなのでした。

つづく





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気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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