母と「第一回冥途の土産旅行」に行ってきた(4)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

こうしてダラダラ旅行日記を書いていると「何をくだらないことをコマゴマと・・。」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

が。
これはほぼ100%実話のわたしの個人的な日記のようなもの。
薄れゆく記憶の抑止力になれば、と思いつつ、暇に任せて書いている次第。

だから「くっだらねー。」と思われて当然です。
(わたしも読み返すと「くっだらねー。」と思うことがしばしば)

でも、わたしはくだらないものが大好き。
わたしと同じ「くだらないもの好き」でお暇な方のみ、お読みくださいませね。

さて、菩薩のようなご夫婦のOさん達とお別れして、レンタカーで古仁屋港を目指します。
今日は船で加計呂麻島に渡り、前回奄美に降った115年ぶりの雪のせいで泊まれなかった「5マイル」に一泊する予定。
あー、楽しみ。

予定より早く1時半ごろ古仁屋港に着く。
海上タクシーの待合所にいた人に聞くと「この時間だと2時のフェリーで加計呂麻に渡るといい」と教えてくれた。
フェリーのチケットは「せとうち海の駅」で売っているとのこと。
車を一晩置ける駐車場は離れた場所にあるので、母が歩かなくて済むように「せとうち海の駅」の前で降ろす。

戻ってみると、母はお土産を見たり、海産物を扱っている料理屋さんを覗いたりして歩き回り、なにやら楽しそう。

ん?なんだか元氣になってないか?
もっと見て歩きたそうな母を、帰りにまた寄るからと説得しフェリーに乗せる。

前回はここで2回の虹を見、加計呂麻でも2回見たんだっけ。
その中にはダブルレインボーもあり、とてもきれいだった。

まさかあれから2か月たたないうちにまたこの地に来させて頂けるとは。
それも老いた母を連れて。

本当にありがたい。

加計呂麻に着くと、5マイルのオーナーの奥様のRさんがお迎えに来て下さった。
フェリーに頼んでおいたと思われるいろいろな食材等を車に詰め込み、宿に向かう。
島の方々の生活にとってフェリーは、生命線ともいえるものなのだろう。

5マイルはプライベートビーチのすぐそばにコテージが建てられている宿。
虹の島の5マイル

海と同じ色のコバルトブルーに塗られたコテージは、ご主人手ずから造られたものらしい。
この日も、小さいお子さんの遊ぶ芝生のお庭でベランダ作りをされていた。

静かなビーチの目の前にはハンモックがあり、カヤックで遊ぶこともできるんだそう。

が、婆さんの二人旅にはハンモックやカヤックは似合わない。
「浅瀬でひっくり返ったカヤックの下で溺死した老女」とか「プライベートビーチの極彩色のハンモックから落ちて脳挫傷の老女」とか洒落にならないからね。

他にすることもないので、貝を拾いに行こうと誘い、ビーチをしばらく歩き回り母と一緒に貝を拾ってみた。
Oさんに貝を戴いたときにはあんなに嬉しそうに慈しむように貝を見つめていた母だが、自分でやる貝拾いはなんだかつまらなそう。

その後、寅さんのロケ地にもなった大きなガジュマルにも連れて行ったが、やはりいまひとつ感動は薄い。
ふーん、という感じ。

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5マイルに戻り、夕食の時間を待ち食堂に行くと。

おおっ!
テーブルには立派な伊勢海老のお作りが!!

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後から聞いたところによると、マングローブ茶屋で鶴先生にお会いした際、母が「わたしは海老が好きなんです。」と言ったのを氣にかけてくださり、Rさんに電話して頼んで下さったらしい。
それで漁師でもある5マイルのご主人が、海に潜って伊勢海老を捕ってくださったんだとか。

母は「わあ、なんて素晴らしい海老!」と、感嘆の声を上げる。
今まで見た中でも最上級の笑顔。

他にも魚のフライやら島豆腐や車麩とカボチャの煮物等、丁寧に作られた心づくしのヘルシーなお料理が並んでいる。

 IMG_1259_convert_20160404221115.jpg


一口食べてみると。
・・・美味しいっ!!

LOHASで体に優しいお料理って「すっごく美味しい。」というイメージがないけど、ここのお料理は本当に文句なく美味しい。
母はと見ると、持ってきたウィスキーに氷を入れてもらい、大満足の様子で一つ一つのお料理を楽しみつつ戴いている。

料理にうるさい母だが、その表情はとっても嬉しそう。
コテージに戻ってからも「美味しかった!」を連発する母。

よかったね。
やはり人間いくつになっても食のヨロコビって大事なんだね。
貝やガジュマルに対する態度と伊勢海老を見た時の母の態度の差は、人間の根源的な欲求の強さの差ともいえる。

それにしても鶴先生のお心遣いはとてもありがたかった。
母の輝くような笑顔を思い出すと、鶴先生ご夫妻、5マイルのオーナーご夫妻、そしてご縁のあった方々に感謝の念が湧きあがる。

コテージには波の音が響いている。
やがて母の安らかな寝息が聞こえ始めた。

つづく

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気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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