南の国の誕生日。115年ぶりの雪、そして虹。(3)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

昭和な風情が色濃く残るホテルで目覚めたわたし。
とにかく、まず窓の外を見る。

雲の切れ間から青空が覗いている。
よかった!
これなら間違いなく加計呂麻へのフェリーや海上タクシーは出航できるだろう。

Mさんからも「今日は加計呂麻へ出航できるそうです。」との連絡が入り、朝一番の船に乗ろうと港に急いだが、乗り遅れてしまった。
ふと、空を見上げると虹が。

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おー、奄美の神様がわたし達を寿いでくださっている!
とても幸せな氣持ちになるわたし達。

待ち時間にコンビニで軽い朝食をとり、次の便の出発時間が近づいたので、再び船着き場へ。

息子が「また虹!」と叫んだので、振り向くと、先ほどよりもくっきりと鮮やかな虹。
紫の色がこんなにも濃い虹は初めて見た。

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きれいだなぁ。

ぽっかりと心に穴が開いたような氣持ちで、虹を見上げる。
ふと見回すと、船着き場にいる人は、皆、口を半開きにして虹を眺めている。

目を虹に戻すと、なんともう一本うっすらと虹が出始めている。

おおー、ダブルレインボ-じゃないですかぁ!

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虹は、不思議だ。
ほんの一瞬見せてくれる美しい姿は、目を離せない程、心を引きつける。
そして満たされた平和な氣持ちになる。

雨上がりによく出るという虹。
虹は、南の島にも、北の国にも、その姿を現す。
平和な国にも、そして戦場にだって、虹は出るに違いない。
いったい戦場の戦士達は、どんな氣持ちで虹を見るのだろう。

出航の時間になり、皆、名残惜しそうに船に乗り込む。

目を離した隙に、虹はもうその姿を消してしまっているが、空は天使の梯子と言われる光芒が美しい。
25分ほどで加計呂麻島に着く。

やっと来れた加計呂麻。
Mさんの車が、船着き場に置いてあり、宿泊予定だった「5マイル」というお宿まで乗せてもらう。

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おー、よさげなコテージの並んだ可愛らしい宿じゃないですかぁ!

中に入ると、薪ストーブが燃えており、窓からは真っ青な海が見える。
本当だったら、昨夜はこのお宿に泊まることができたのね。
くすん。

「5マイル」のブログには、こんなことが書いてある。
『おとうが海で漁をし、おかあが畑で無農薬で野菜を作り、自然の恵みをお裾分けしてもらっています。
お客さまのお食事も、海と大地の恵みを大いに感じていただけるメニューとなっております。』
『お食事の調味料は化学調味料をつかわない、本物にこだわっています。』

こうして旅をしていると、日本中に頑張っていい仕事をしている方々がいることを実感する。

懐かしい面々、初めてお会いする方々に、ご心配をおかけしたお詫びとともに、ご挨拶をする。
「5マイル」のオーナーご夫妻にもご挨拶をさせて頂き、キャンセル料のお支払いを申し出るが「大丈夫ですよ。」と言って下さる。

なんていい人達なんだ!
あんな時間に、急にキャンセルしてしまったのに。
今度また加計呂麻に来た時は、絶対にここに泊まろう。

外に出てみると、本当に目と鼻の先に海がある。
ふんどし息子は、荷物から法螺貝を取り出し(こんながさばるもの、何故持って来た?)海に向かって、大きく吹いた。

加計呂麻の海と法螺貝の音。
ミスマッチではあるが、妙に似合う。
「もしかしたら、法螺貝も故郷で音を出すことを喜んでいるのか?」と思いたくなるほど、大きく響く。

「あ、また虹。」と。ふんどし息子が呟いた。
振り返ると、またしても美しい虹の姿が。

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小さいけれど、異次元を映しこむような、忘れられない虹。
こんなにも美しい虹の数々をいっぺんに見せてもらうと、いくら思い込みの強いわたしでも「神様が、わたし達を寿いでくださっている!」なんて図々しいことを思えないくらい、不思議な氣持ちになってくる。

奄美、加計呂麻の神様方。
来させて頂いたばかりか、素晴らしい虹の数々を見せて頂きありがとうございます。

奄美、加計呂麻の旅は始まったばかり。
これから何が起こるのか、虹をバックに法螺貝を吹くふんどし息子を見つめながら、ワクワクするわたしなのでした。

つづく
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気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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