皇居にて天皇皇后両陛下の御前で「あわの歌」響く(3)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

そもそも我々の団の名前に使われている「あわの歌」とは何なのか。

今年の1月に「あわの歌」のついてブログに書きました。
「アワのうた」勉強会に行ってきた。

そう、あの頃は「あわの歌」を暗記するのも一苦労だった。
それなのに、今やその名称の付いた皇居勤労奉仕団の一員として、天皇皇后両陛下の御前に立とうとしている・・。
考えてみればホント不思議なご縁です。

勤労奉仕の最終日、いよいよ待ちに待った天皇皇后両陛下のご会釈がある。
前日の皇太子殿下のご会釈と同じようなものかと思いきや、全く違っていました。

ご会釈の会場となるお部屋は、昨日の皇太子殿下のご会釈のお部屋より古く簡素な造り。
まるで公民館のような佇まい。

前日と同じように、部屋に入る前に金属探知機でボディーチェックを受け、宮内庁の年配の女性からご挨拶の仕方、ご下問があった際の受け答えの仕方等、細かく言い渡しがある。
受け答えは短めに.して天皇陛下の御質問に的確に短く答える、声は大きな声で私的なことは話さない等、お年を召した両陛下のご健康を氣遣われた内容でした。
昨日の皇太子殿下のご会釈の際とは、緊張の度合い、ご注意の際の口調、全てが「似て非なるもの」でした。

両陛下を待っている間からピリピリとした緊張感が部屋中に満ちているのが感じられました。

いよいよ黒い乗用車が車寄せに停まり、お車からお二人が降りられ部屋に入って来られると、不思議なことにピリピリとしたものが消え、空氣が柔らかく清らかに変わったのが分かりました。

陛下は黒のスーツ姿、皇后さまはすっきりとした黒のロングドレス。
お二人は手を携え、皇后陛下は天皇陛下をお守りするかのように寄り添われ、ゆっくりゆっくり奉仕団の方へ歩み寄られました。

最初にお声をかけられた団長の緊張は、離れたところに立っていたわたしにも伝わってくるようでした。
天皇陛下のお言葉の後、皇后陛下も微笑まれながらお言葉をかけられます。

驚いたのはそのお声の美しさ。
まるで神社の奉納舞などで巫女が手に持ち鳴らす鈴のような。

『鈴には鈴そのものにではなく、「鈴の音」に力があるといい「心を引きつける」力もあると考えられていたという。
澄んだ鈴の音で、邪なるものを祓い神様の御霊(みたま)を引きつけ、御霊の昂揚を期待し、より大きな御神徳を得られるという。』

そう、まさにあの鈴の音。

緊張しつつお二人を見つめていると、不思議と感謝の念が湧きあがり、目頭が熱くなったのは我ながら驚きでした。

両陛下は団長おひとりおひとりに丁寧にお声掛けなさいます。
お声をかけて頂いてから各団の団長が 何処から来たのか、総勢何人か、どんな活動をしているのか等お答えするのですが、お二人とも、通り一遍ではないご質問やお言葉をかけられ、その細かい心遣いに感動しました。

いよいよわたし達の団長の前にいらっしゃいました。
団長の緊張感が背中越しに感じられます。

両陛下は団長の名札に目を留められ、しばらくじっとご覧になっていました。
そしてお二人ともとても嬉しそうなお顔になりお顔を見合わせられました。

「どんな活動をしているの?」と天皇陛下がご質問になる。
「はい。我々は、自分の健康の為、家族の健康の為、日本の国が良き国であり続けるように心を込めてこの歌を歌っております。」と団長がお答えする。

次に皇后陛下が「あわ歌とはどんな歌ですか?」とお尋ねになった。
「日本の古代の歌で、生命の氣を活性化させ国を正すと言われております。わたし達は日本、日本国民の安寧を願い節をつけ皆で歌っております。」とお答えすると、お二方ともぱあっと光り輝くようなお顔に変わり、皇后陛下が「まあ、聴いてみたいわ。ね?」と天皇陛下に微笑まれた。
すると天皇陛下が「うん、そうだね。聴いてみたいね。」とお答えになり、お二人がにっこりとお顔を見合わせ、促すように団長をご覧になった。

天皇皇后両陛下が「あわの歌」をご所望になっている!

どうするんだろう。
ここで歌っていいのだろうか?
団員全員が思ったに違いない。

団長が心を決めて「あわの歌」を歌い出すと、自然発生的に団員皆が歌い出し、会場内が「あわの歌」に包まれました。
ひそやかで美しい歌声でした。

皇居の中で古代大和歌が鳴り響いている。
それも両陛下の御前で。

まるで目に見えずに繋がってきた多くの先人たちの思いも重なっていたような響きでした。...

厚く厚く封印されていたにもかかわらず、必然のように1966年に東京の古本屋で発見された「ホツマツタヱ」。
そして「あわの歌」。

それがこの困難な時代に、まるで封印が解かれたかのように、天皇皇后両陛下の御前で鳴り響いている。
それも皇居の真ん中で。

わたしはもしかしたら大変な場面に立ち会っているかもしれない。
心が震えました。

あの瞬間、両陛下のご尊顔の眉間の辺りが白くなり、まるで光を放っているように輝いたのを間近で拝見しました。

両陛下の嬉しそうな、慈愛と歓びに満ちた微笑み。
どこからともなく聞こえるすすり泣きの声。
わたしも目が潤み目頭を押さえました。
そして何故か辺りが汗ばむ程に暑くなりました。

両陛下のあわ歌をお聞きになっている時のお顔の輝きを拝見し、特別な瞬間には本当に面が白くなるということを実感しました。
面白とは、こういうことだったのか。

古事記には天照大御神が岩戸から出て来られて、今まで真っ暗だった世の中が急に明るくなり、神々は喜びのお言葉を発したと書かれています。

『天晴れ(あっぱれ)、あな面白(おもしろ)、あな手伸し(たのし)、あな清明(さやけ)おけ』

あの「両陛下の御前で「あわの歌」が鳴り響いた瞬間、現代の岩戸開きがなされたのではないでしょうか?
何かが解き放たれた、という感じがしました。

その場に立ち会えた奇跡に感謝します。

ご会釈を終えられた両陛下は、車の中からお姿が見えなくなるまで身を乗り出して御手をお振りになってくださいました。
ご奉仕に長年来ている男性も「こんなことは今までなかった」、「ありえないことだ」と話していました。

4日間の皇居ご奉仕が終わった今、わたしの心の中には国民の一人として両陛下に対する畏敬の念と、お二人を戴く国に生まれたことに対する誇らしい感謝の気持ちで満たされています。


つづく
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No title

「皇居の中に入るには、勤労奉仕団っていうお掃除をするといいのよ」と、幼少時から母から聞いておりますが、やはり連続した日程・個人ではないと団体でないと無理ですので、何もせずに今に至ります。
今は無理ですが、つてはありますので、時間が取れましたら私も体験させて頂きたいと思います。

Re: No title

AAAさん、勤労奉仕団はお勤めされている方にはかなりハードルが高いです。
いらしていた方々は皆さん自営業の方でした。
でももし機会がありましたら、是非やっていただきたいです。

よいお年をお迎えくださいね。


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マキおかん

Author:マキおかん
気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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