大人の「うれしはずかし楽しい飲み会」をやってみた

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

この夏のこと。
ある集まりで、顔見知りのお友達4~5人でお酒を飲みつつ「泊まりでもっと飲み食い、楽しく過ごしたい」という話になり、「それではマキオカで集まりましょう。」と、あっという間に日程を決めてしまった。

勢いというのはスゴイもので、「うれしはずかし楽しい飲み会」と名付けたその飲み会はあっという間に人数も15人ほどに増え、あれよあれよという間に当日になった。

決め事は「一人一品一酒の持ち寄り」ということと、「単純に楽しく飲み喰い語り、楽しい時間を過ごす」ということのみ。

今回集まった方々は、素材や調味料にもこだわるプロの料理人や玄人はだしの方ばかり。

むうぅ・・・。
「一人一品一酒の持ち寄り」と決めたはいいが、我が家はどうする?

ふんどし息子は悩んだ末、「この間作ったローストビーフが美味しかったから、あれにする。酒は『尾瀬の雪解け』の隠し酒を持っていこう。」と決めた。

が、先月開業したばかりで、まだほとんど収入のない我が息子。
「口の肥えた皆さんに、安全で美味しいお肉を食べてもらいたい」と、国産のヒレ肉にこだわった結果、頑張った割には「これは15人で食べたら一切れしか口にはいらないのでは?」という大きさの牛肉を購入してきた。

まあ、心優しい皆さんのこと、半笑いでお許し下さるだろう。

飲み会の前日、ふんどし息子はローストビーフ作りに奮闘していた。
「美味しくできたよ。グレービーソースもいい感じに仕上がったし、後は冷やして明日持っていくだけだ!」と、満足げな様子。

よかった、よかった。

わたしは「マキオカ贅沢セレクション」でお出しする赤ワイン 「窪平」を持っていこう。
ダッヂオーブンで豚バラ肉を桜のチップで燻製にするため、塩をまぶしラップに包む。

さあ、明日のために片づけをするか。
息子の使った食器や中華鍋を黙って洗ってあげるわたし。
なんていい母親なんでしょう。
ふんどし息子はさぞや感謝するに違いない。

後ろで「あれ?中華鍋にいれておいたグレービーソースは?」という声。

え?中華鍋?
目の前にはピカピカに洗われた中華鍋が・・。

ふんどし息子の目が中華鍋に注がれた。
「・・・もしかして捨てちゃったの?オレの会心の出来のグレービーソース。」

その後、修羅場となったのは言うまでもない。
「愛の平謝り作戦」でなんとか事なきを得たが、ごめん、息子よ。
粗忽な母を許せ。

当日はお天氣もよく、星空が期待できそう。
夕方になり、辺りの空気が引き締まってきたころ、焚火と丸太の蝋燭が点火される。
先に到着した参加者で、火を囲みながらビールで乾杯し、お行儀よくナッツ類をおつまみに、全員の到着を待つ。

うぅ・・待ちきれん。
ダッヂオーブンからはジュージュー豚バラの焼ける音と匂いが辺りを満たしている。

ちょっと今いるメンバーで味見してみようかな。
ダッヂオーブンの蓋を開け、こんがりと狐色に焼けた豚バラ肉を切り分け、皆さんに味見して頂く。

「んま!」
ビールと豚バラ肉の燻製の相性って、なんでこんなにいいんだろう。

調子に乗って、もう一切れ。
「んまい!!」

あ・・やばい。
既に豚バラ肉は半分になってしまった。

でもわたしだけが悪いわけじゃないもんね。
食べちゃった全員の連帯責任だもんね。

何かが切れてしまったわたし達は、仕切り直しの乾杯をして罪悪感を抹消した後、持ち寄ったお料理にかぶりつく。

ササミの燻製と冷燻した半熟卵がお重に並べられる。
この半熟卵、頬張るととろっと溶けだす黄身が悶絶するほど美味しい。

他にもこだわりのお料理が次々に並べられる。

地鶏で動物性のコクを出し、ベジブロスの野菜の香りと鶏肉もものミンチと、粉砕した粗削りの鰹節と昆布で、六年味噌と白味噌の合わせ味噌ベースで作られた絶品カレー。
つなぎを使わない職人の手でにぎられたおでん種に利尻の特級昆布と本枯れ節という高級品を贅沢に濾して取った澄んだ出汁で作られた上質なおでん。

う、うますぎるっ!!

三々五々参加者が集まると、その度にご馳走が増えていく。

味付け人参のラペと手作りカップケーキ。
刺身コンニャクとこだわりゆで卵。
野菜の煮物、とろとろの冬瓜スープ。
無農薬野菜サラダと天然酵母パン。
素材にこだわった玄米パエリア。
マキオカで作った無農薬、無肥料のトマトサラダとミョウガの酢漬けと醤油漬け。

お酒も機山ワイン、自家製ワイン等、盛りだくさん。
日本酒は蔵で今年最後だったという「大中屋」、手に入りづらい「稲穂の風」を持参して下さり、その美味しさに皆さんうっとりする。

辺りはすっかり暗くなり、微かにランタンの灯が揺れる。
空には星が雲の切れ間から輝きを放つ。

皆で焚火を囲み、歌い、笑う。
幸せそうな歓声が山に響き渡る。

神様から戴いた宝物のような時間。
「こんな場所にしたくて主人とマキオカを作ったんだ」と、心から思えた夜。

感謝の氣持ちが湧いてくる。
皆さん、本当にありがとう。

マキオカが、一期一会の出会いの時間を作れる場所になれたらこんな幸せなことはない、と思う。

「単純に楽しく飲み喰い語り、楽しい時間を過ごす」って、とってもいい。

・・が。
なんだか後半の記憶は曖昧なの。

さらに言えば。
以前話したことや、誰に何を言ったか記憶喪失気味になり、何回も同じ話をしてしまっているようなの。

そんでもって、恐ろしいことに。
一見酔っぱらって見えないので、始末が悪いの。

皆様、もし失礼、無礼がありましたら、お許しください。

罪を憎んで酒とおばさんを憎まず。

また来年もお会いしましょう。


つづく
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Author:マキおかん
気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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