大嶽山那賀都神社の元宮(奥宮)に行ってきた(3)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

国師岳から西沢渓谷方面に歩を進める。
しばらく行くと「大嶽山 天狗尾根」の案内が見える。
                              
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初めてここを通った時は、何も知らずに姪とその娘の3人で恐る恐る通ったのだった。
二度目はふんどし息子に乞われ渋々と、怖さを知っているだけにビクビクしながら歩いた。

今回は総勢9人で、しかも宮司の日原先生を始め、ほとんどが何回も来たことのある人達ばかりなのでとても心強い。
何人かは熊避けの鈴を付け、しっかりした足取りで山道を下って行く。

以前と同じ道とは思えない程、安心感を持って歩くことができた。
とはいえ巨石を乗り越え滑り降りながらの道のりは簡単ではない。

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熊笹やシャクナゲをかき分け細い山道を歩いていくと天狗尾根が見渡せる場所に出る。
岩の先がオベリスクのように尖っているように見えるのは、剣が鎮座しているからだ。

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天狗尾根を目指して巨石をよじ登る。
 
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飛び越える。

天氣がよく、天狗尾根と富士山の姿が美しく望むことができた。

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国師岳から40分ほどで大嶽山の元宮に到着。

ここは今まで2回来てどうしても見つけることができなかった祠だ。
今回3回目にしてようやく来させて頂くことができた。

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明治時代に折れてしまったという剣が祠の上に刺さっている。

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磐の隙間に作られた祠は畳3畳ほど。
入ってみるとカマクラのような風情。

前回先生がご祈祷された時に奉納したという木の板には平成12年とあった。
ということは15年振りの御神事ということになる。
そんな時に来させて頂けるとは、なんと光栄なこと。
ありがたし!!

平成9年に奉納された幕を新調し祠の整備をしようと所沢の講の方々が思い立って下さったのが、今回元宮に来るきっかけとなった。
幕を付け替え、お供物を捧げる。

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酒、塩、水、卵、ミカン、講のKさんが作られたというスイカ等。
そしてわたし達の朝食にしようと思い持って来ていたバナナと、白くて丸かったが潰れて餡子がはみ出たお饅頭もお供えさせて頂いた。

日原先生がスッといなくなったと思うと、あっという間に何本かのモミの枝を携えて帰ってきた。
なんて身軽なんだ!
天狗が乗り移ったか?

そのモミの枝に紙垂(しで)を付け玉串を作り、皆に渡して下さり、日原先生の先導の元、全員で心を込めてご神事を行う。

その後祠の巨石の上で直会をする。
動物が来るといけないので、お供えした食べ物は皆で戴いた。
こんな場所でスイカを戴けるなんて、すっごく贅沢。

15年前、お供物として卵を持ってきた時、狭い祠の中で転がった卵をどうしても見つけることができなかったんだとか。
「もしかしたら神様が召し上がったのかもしれません。」などという不思議なお話を、ゆで卵とお饅頭を頬張りながら伺う。
やっぱり神様は卵がお好きなんだろうか・・。

そうこうしているうちに、帰る時間が近づいてきた。

登りたい人だけ、そそり立つ剣のある場所までよじ登ることに。
かなり危ないし、コワい。
が、この機会を逃すともうこの場に立つことは一生不可能な氣がして、恐怖心を乗り越えわたしも登ってみた。

こ、怖い。
もし足を滑らせでもしたら一巻の終わり・・。
恥ずかしながら這いつくばるふんどし息子とわたし。

その高さゆえ、コワくて立ち上がることができない。

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そんな中、Kさんは雄々しく凛々しくすっくと立つ。

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あー、他人事ながらお腹がワキワキする!

ふと横を見ると、Iさんが避雷針のアースと思われるナイロンコードをザイル替わりに摑まりながら降りようとしている。

きゃー、やめてっ!!
そんなものに全体重をかけたら、下手をすると外れちゃうかもしれないじゃないですかぁ!!

心臓がバクバクする。
こんなとこ、救助隊は来ませんよ!

こちらを見ると6歳の先生のお孫さんが岩の切れ目があるのに平氣で歩いている。
あ、ぁ、ぁ・・もしそこに落っこちたら・・。

怖いよう。
見ているだけでお腹がヒュッとする。

お願いだから氣をつけて!
ホント、命にかかわるからね。

それにしてもよくこんなところにこの剣を立てたなあ。
どうやってこれらの資材を持って来たんだろ。

大嶽山の由緒にはこのようにある。

『人皇十二代景行【けいこう】天皇の御代、日本武尊【やまとたけるのみこと】東夷御征定【とういごせいてい】の砌【みぎり】、甲武信の国境を越えさせ給う時神助【しんじょ】を蒙り、神恩奉謝の印として国司ヶ岳の天狗尾根(2,159M)に佩剣【はいけん】を留め置き三神を斎【いつ】き祀る。(現・奥宮)

 第四十代天武【てんむ】天皇の御代、役行者小角【えんのぎょうじゃおずみ】当山(現・社地)の霊験なるを以て修験道場として開山、不思議にも昼夜連日鳴動して止まず、以来当山を「大嶽山鳴渡【なると】ヶ崎」と呼ぶ。
第四十四代元正【げんしょう】天皇養老元丁巳【ひのとみ】年(717年)三月十八日奥宮より遷座【せんざ】す。』

ふーむ、あの剣は日本武尊が東夷御征定の時に祀ったものが受け継がれてきたのね。
凄いなあ。

今となってはその艱難辛苦を想像するしかないが、先人方の努力と信仰心に頭が下がります。

もしここに来てみようと思い立った方、清浄な氣を乱さぬようにお願いします。
神様は必ずご覧になっていらっしゃいます(と思う)。

危ないですからくれぐれもお氣を付けてくださいね。
そして自己責任でお願いします。

ホント、お腹がワキワキするほど危ない場所がいっぱいですからね!
なめちゃイカンよ。

あ、できたら「白くて丸いもの」を忘れずに。

つづく
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気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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