梅干しを作ってみた(2)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

初めて取り組んだ梅干し作りを大失敗したわたし。

もう、いい。
梅干しは買って食べます。

そう思っていたらFBに「梅の欲しい方、差し上げます。」と書いている方がいた。
「これは『再挑戦すべし』という神様のお計らいに違いない!」と、勝手に解釈し、早速戴きに伺いました。

おお、しっかり熟れた立派な梅!!
ありがたく持ち帰り、丁寧に洗った後、優しく水を拭き取る。
辺りは梅の芳しい匂いに満ちている。

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前回の反省から、ホワイトリカーを入れた霧吹きを片手に、実家から貰ってきた梅干し用の陶器に梅を漬込んでいく。
今回は梅の表面はしっかり塩で隠れました。

いいんじゃないの、これ。

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大失敗の原因となった重しは、お皿を数枚載せることにした。
これだと熟れた梅を潰すこともないだろう。

梅干しを入れた陶器をガス台の下の戸棚に入れ作業完了。
一度経験済みのせいか、思ったより簡単だった。

四日後、恐る恐るお皿の蓋を開けてみると。

おお、しっかり梅酢が上がっているじゃないですかあぁぁ!!

                                IMG_0319_convert_20150709202129.jpg

やったよ、梅子。
あんたの犠牲のお蔭でちゃんとできた。
ありがとう!梅子ぉぉ!!

ちょっと、感動。
ところでこの水分、いったいどこに入っていたんだろう。

2週間後、パック販売している無農薬の「もみしそ」を投入。

IMG_0344_convert_20150709201506.jpg

あとは梅雨明けにする天日干しを待つのみ。
失敗は成功の母ですな。

それはともかく。

最近手作りを始めて氣付いたこと。
要領良くやることと、手抜きは違う。
要するに横着はダメってことですね。

急がば回れ。
急いては事を仕損ずる 。
あわてる乞食はもらいが少ない 。

せっかちでテキト―過ぎるやり方では失敗して当然だったともいえる。
・・梅子、ごめんね。
横着でケチなわたしを許してね。

それにしても。
もしこれを商売にしていたらどうなんだろう。

もちろん採算が合わないお高い塩なんて使うワケがない。
やわらかい梅を手でやさしく丁寧に汚れを落としたり、梅にキズがつかないよう注意しながらヘタを取り除いたりするなんて人件費がかかり過ぎるから、するワケがない。

さらに「大量の梅にカビが発生したら。」「大量の梅にうまく色が着かなかったら。」「大量の梅を仕込んだのに梅酢が上がってこなかったら。」「大量の梅が水没したら。」(これはないか)「売った梅が日持ちせずクレームと返品の嵐だったら。」等、もろもろのリスクを考えると、防かび剤や色素、保存料に頼りたくなるのが人情というもの。

だって生活がかかってるんだもんね。
元手だってかけているんだから、失敗したら大損害だもんね。

そう考えると添加物を使用している生産者を一方的に責めることもできない。
大量生産、大量消費の副産物なのだから。

そんなこんなで「無添加」だの「無農薬」とか書かれているモノにさえ「本当か?」と疑いのまなざしを送るようになってしまったわたし。
(本当に良心的な業者さん、疑い深い汚れたわたしをお許しください。)

逆に、わたしは今回作った梅をいくらだったら売る氣になるか、と考えてみる。

もし値段を付けるのであれば、絶対お安い金額は付けたくない。
それ以上に「手間暇かけて丹精込めて作った物を、たかが『お金という紙切れ』でやり取りしたくない。」という氣持ちの方が強い。
物々交換ならともかく。
ましてや食糧事情が悪くなったら「売る」なんて選択肢は皆無になるに違いない。

良心的な食べ物を消費者が納得する値段で供給するなんて、よっぽど涙ぐましい工夫と努力をして、さらに自分の仕事に信念と矜持を持ち続けることができない限り、難しいのではないだろうか。

消費者と生産者の感覚は、あまりにも乖離していると思う。

やってみて初めて実感することって、ありますよね。
お蔭でちょっぴりだけ生産者の氣持ちが分かりました。

こうして考えていくと、やはりこれからの時代、生き延びるためには「自分の食は自分で作る」しか道はないのではないか。
それは「自分の身は自分で守る」ということだろう。

わたし達の體は、食べた物でできているのだから。

「とにかくできることから一歩ずつ頑張ってみよう。」と改めて心に誓うわたしなのでした。


つづく



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気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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