マキオカに自然農の畑を作ってみた(2)。

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

この間まで蕾だった桜が、あっという間に満開を通り越し、早くも花びらが舞い落ちる季節になってしまいましたね。
そんな桜を眺めていると、「行く春を惜しむ」という日本人独特のメンタリティを実感します。

もうすぐあの過酷な日々がやってくる。

紫外線によってお肌はカサカサになり、それでなくてもシミだらけの手は軍手に油分を吸い取られ、網目のようなシワができる。
草むしりのため腰はやられ、絶え間ない緊張感で更年期の血圧はさらに上がる。

今年からはそこに畑を管理するという仕事が増えるのね。
自らが望んでやっていることとはいえ、大丈夫なんだろうか。
さらに老婆化に拍車がかかるんじゃなかろうか、と遠い目をしてしまうわたし。

でも、マキオカにはそれに余りある喜びがある。
透明な空氣、高い空、匂い立つ春の香り。
お客様の歓声。

毎年この時期は、不安と期待がせめぎ合う。

それはそうと。

4人がかりでやっと一畝掘り終え、もみ殻くん炭、100倍の穀物酢、ススキ、落葉、米ぬか、さらにもみ殻くん炭、100倍の穀物酢を仕込んだマキオカの畑。
溝を埋めた後、両サイドに通路を作ることによって出た土を畝の上に載せ、かまぼこ状に仕上げなければならない。

「ここで止めるワケにはいかん!」という使命感に突き動かされ、鍬とスコップを振り上げてはいるものの、慣れない農作業に體は悲鳴を上げている。

すでに5時を過ぎている。

「畑を作り終えたら美味しいお酒を飲もうね。おつまみも作っていくからね。」という甘い誘惑で誘い込んだKちゃんと犬キヨ。
Kちゃんは作業後の飲み会の為に、美味くて珍しい日本酒やワインを持って来てくれることになっている。
わたしもふんどし息子も、何日も前からすっごく楽しみにしているの。

全員昼食もとらずに作業しているというのに、こんなに時間がかかろうとは。
うっうっ・・・申し訳ないよう。

最後の体力を振り絞り、何とか土をかぶせただけでタイムアウト。
残りは明日わたしとふんどし息子でやることにして作業は5時半で終了した。

そして、ここで切り上げたのにはもう一つ理由が。

今朝、畑を案内してくれた熊男が、いつになく声に張りがないことが氣になっていた。
熊男は夜が早いので、早く行かなければ寝てしまう。
急遽打ち上げの会場を熊男宅に変更し、皆で押し掛けた。

この日の為に用意した豚の紅茶煮や味付け卵、糠漬け等のおつまみを並べ、宴会が始まる。
酔う程に上機嫌になる熊男。
話を聞くと、去年の年末に体調を崩し、救急車で運ばれ入院していたんだとか。

熊男はわたしの大恩人。
そうでなくても大好きな熊男には長生きしてもらわなければ困る。
若い人たちと飲んで語り合うのが大好きな熊男。
ふんどし息子は疲れた體に鞭打ち、熊男にマッサージをしてあげている。

我が息子ながら、いいヤツだな。
やっぱ、親の育て方がいいのではなかろうか。(親バカ)

が。
年も考えず、鍬を振り回したわたしにとって、Kちゃんの持って来てくれた日本酒と牧丘産のワインは美味し過ぎた。
空きっ腹を直撃したアルコールは、わたしの意識をかっ飛ばし、あっという間にノックダウン状態になったらしい。

「らしい」というのは、氣がついたら寝室のベッドに寝ていて、前夜のことが途中から一切思い出せないから。

後から聞いたところによると、寝てしまったわたしをKちゃんとふんどし息子で車で運び、2階の寝室まで担いでくれたらしい。

ぐぬう。
ふんどし息子はともかく、Kちゃんにそんなお世話までさせてしまったとは・・。
酔っぱらいのおっさんならともかくおばさんとしては穴があったら入りたい。

それはともかく。

そんな赤っ恥に身悶えしている暇はなかった。
苦労して作った畝を完成させなければっ。

二日酔いでガンガン痛む頭と吐き氣と闘いながら、再びスコップを振り回す。
畝の横に通路を作り、その土を畝にかぶせかまぼこ状にしなければならない。

取りあえず時間がないので、今回は片側の通路だけを作ることに。

                        通路作り2_convert_20150325210311


ヨレヨレのわたしを見かねたのか、ふんどし息子が「オレがやるから、帰りの支度をしておいてくれ。」と言ってくれた。

ありがとう!息子よ。
母は今回ほどお前をありがたいと思ったことはないぞ!!
心を入れ替え、コイツにもっと親切にしてあげよう・・と一瞬だけ聖母のような氣持ちになりました。

しばらくして行くと、通路が完成していた。
表面が乾きすぎたり 雑草がはえてこないように枯草を集め畝の上におおう。

畝完成_convert_20150325210428


春先の乾燥した屋外におばさんがすっぴんでいたらあっという間にお肌がシワシワになってしまうのと同じで、土にとってこうしてやることは保湿や保温のため、とても大切なんだそう。

さあ、これにて畝が完成。

「ヒャッハー!!」と、鍬を振り回し、喜びの舞を踊るふんどし息子。

                               畝完成2_convert_20150325210528_convert_20150401195527


それにしても。

勉強会の時は大きなかまぼこ状の畝ができていたが、わたし達の作った畝はかまぼこというよりミミズの通った跡のよう・・。
だって通路を片側しか作れなかったから、土が足りなかったの。

20メートルほどの長い畝が一本だけ。
これって、鹿避けの柵を作りたい時、どうすんだ?

・・・。

い、いいんだもんねっ。
やってみることに意味がある。
今回の経験を糧に、成長するんだもんね。

ここで野菜をいっぱい作って、お客様がバーベキューで使う野菜なんかも、安全で新鮮な採りたて野菜を召し上がって頂くんだもんねっ。

さあ、いよいよ始まります!!

つづく
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気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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