キャンプ場の作り方(27)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。


虎男に再び造成をお願いするにあたって、キャンプ場のプレゼンをして、虎男の心を動かす必要があります。

なんといっても、大変な作業を菓子折り一つで再びやってもらわなければならないのですから。

そこはそれ、はったりをかます、いや、ちょっぴりだけ脚色して、虎男の「それなら、またやっちゃる!」という漢心(オトコゴコロ)を鷲掴みにしなければなりません。

「皆さんによろこんでいただける日本一のキャンプ場を作りたいんです!」
わたしは壮大な夢を語っていきました。

虎男は一代でひと財産を築いた海千山千のすごい人。

わたしのほらっぱなし、いや、プレゼンを表情一つ動かさずじっと聞いていました。

虎男「で、造成した後は、どうするで。」

   はぅー、具体的に攻めてきた。

わたし「あ、、あの、ほれ、やっぱ、芝生とか?」

虎男「馬鹿いっちょ!芝生が生えるまでどうするでぇ。芝生なんて少しほっといたら雑草だらけになるずら。第一、車がスタックしちゃって、客が二度と来んくなるわ。」

   ひー、なんにも考えてないんだよぉ。それ以上つっこまないでくれぇ。

虎男「のりはどうするで?」

わたし「は?のり?あの、のりはぁ、海苔、じゃないよ、ね。」

虎男「のりっちゅうのは、切土や盛土により作られる人工的な斜面のことずら!あそこん土はちゃんとやらんと崩れやすいぞ。丸太で杭を打たなきゃ駄目ずら。」

やっぱ、プロは違うわ。ほんと。

ちょっとしゃべっただけで、ばれっばれ、でした。

頭でっかちな理想論や観念論なんて、吹けば飛ぶようなものでした。

はい、すみませんでした。


それはともかく。

虎男は気持ちよく(わたしにはそう見えた、ような気がする)引き受けてくれました。


一陽来復。

そう、冬が終わると春が来る。あー、待ち遠しい!と、胸ふくらますわたし達でした。


つづく




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気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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