古事記古古道 体感ツアーに行ってきた(6)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

剣山からリフトで下りると、車は一台も停まっていません。
でも辺りはまだ明るい。

そうなると、貧乏人根性というか、時間を目いっぱい使い、極限まで楽しみたいというかつてのエコノミックアニマルの一族の血が騒ぎ、まだ真っ直ぐに帰路に着く氣になれないわたし達。

パンフレットに載っていた「かずら橋」だったら、そう遠くないはず。

かずら橋
『三好市西祖谷山村にある「祖谷のかずら橋」は、日本三奇橋のひとつ。
冬場の厳寒な山野で採取した自生の「シラクチカズラ」を編み連ねて創られるかずら橋の由来は、祖谷に巡行された弘法大師が困っている村人の為に作ったという説や、追っ手から逃れる平家の落人が楽に切り落とせるようシラクチカズラで作ったという説等諸説が残っている。』

薄暗い山道を行くと、かずら橋の看板が。
受付で500円を払い下っていくと。

おお、かっこいい!
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渡ってみると、これが意外に高さがあってコワい。
しかも足元の木と木の間の隙間が広く、思わずへっぴり腰になる。

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2本並んで架かっている「男橋女橋(おばしめばし)」を両方とも渡ってみる。

女橋のすぐ側に架かる「野猿」は、駕籠に乗り人力で渓谷を渡るというもの。
これ、面白そう。

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面白いことに目のないわたしは、年甲斐もなく(って、年を考えたことあるのか?)ふんどし息子とともに乗り込んでみる。
もちろん力仕事はヤツの役目。
ふんどし息子は手でロープをたぐり寄せながら進み、渓谷を渡る。

楽しい!
もっと早く。
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もっと早くうぅ。

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あんた、顔怖いよ。

ゼエゼエと肩で息をするふんどし息子。

うっしっし。
今回は前回のお返しにふんどし息子の恥ずかしい写真をアップしてやったもんね。

何だって?!

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それはそうと。

受付で来た道を戻った方がいいと言われ、暗くなりかけた山道を全速力でかっ飛ばす。
この時間になると、対向車もあまりいない。

やっと国道に出たところで、ふんどし息子が「脇町でうだつがライトアップされているらしいから行こう。」と言い出す。

ふーむ。
徳島在住のFBFの方が、うだつのイラストを描かれているのをネットで見て「生うだつを見てみたい」と思っていたんだっけ。

へとへとではあるが、この機会を逃すとまたいつ来れるか分からない。行かねばっ。

いつもの貧乏人特有の貪欲さ、いじましさに引きずられて、脇町に立ち寄る。

「うだつ」
『「うだつ」とは隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁のことで、これを造るには相当の費用がかかったため、裕福な家しか設けることができなかった。
すなわち「うだつが上がる」ということは富の象徴であり、「うだつの町並み」は当時の繁栄を物語っている。
各家々のうだつには家紋や細工が施され、その豪華さが商人の権威を表している。』

しっとりとした情緒溢れる街並みは、まるで時代劇の舞台のよう。

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もう時間は7時半過ぎということで、どの家の扉も閉ざされている。

が、一軒の酒屋さんに明かりが灯っている。

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ほとほとと扉をたたく。

まるで童話「きつねの手袋」のきつねになったような氣持ちになる。
中からおばあさんが出てきて、招き入れてくれた。

いろいろお話を伺い、この町がかつてとても豊かで風雅だったことが実感できた。

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花嫁が来た時に、町の人々に配ったという甘いお菓子も戴き、食べてみる。
少し湿気っていたけど、柔らかく優しい味。

暇乞いをし、町並みを眺めると、虫籠窓(むしこまど)、格子造り(こうしづくり)、蔀戸(しとみど)など旧家ならではの風景が暗闇に浮かび上がる。

やはり地方は夜が早い。

・・・はっ!
そういやホテルのチェックインもまだだし、夕食を食べる場所も決まっていなかったんだ。

ま、まずい。
下手をすると夕食も食べられなくなってしまうかもしれないじゃないですかあっ。

こうしてはいられない。
とっとと帰らねばっ!

やっぱり貧乏人には「猫に小判」「花より団子」。
風雅を楽しむにはせかせかとした貧乏人根性を叩き直さねば、と自分に言い聞かせたわたしなのでした。


つづく
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気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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