キャンプ場の作り方(23)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。


猿男と教授の言うことには、相当の齟齬がありました。

翌週、再びマキオカへ。

熊男は、周囲に根回しをしてくれ、さらにわたし達と猿男との話し合いの場を設けてくれることになりました。

わたし達夫婦と熊男で、猿男の家に向かいました。


熊男は話し上手です。

下手をすると凍りつき、にらみ合いそうなわたし達の空気をほぐしながら、話を進めてくれます。


熊「地主さんがどいてくれっていてんだから、ここはひとつ気持ちよくどいてあげちゃぁくれんか。」

猿「まぁ、わしはいいんだが、何と言ってもあの葡萄の苗はかなり貴重なもんで、移すタイミングってもんが難しいだ。なんといっても東京の教授にわしが頼んで研究してるだからな。」

わたし「・・・。(また教授かよ。あんたどんだけ教授が好きなんだ。)」

熊「じゃぁ、移すのは、いいってこんずら?」

猿「ああ、そりゃいいさ。でも、もうこん季節は無理だなぁ。」

わたし「・・いや、まだ移せるって伺いましたけど。」

猿「何言ってるだ。もう無理にきまってるでねぇか。誰だ、そんなこんいうのはっ。」

わたし「○○教授ですが。」

猿「ば、馬鹿いっちょし。なんで、○○教授と話ができるだ。」

わたし「住所を調べて、お電話でお話しさせて頂きました。○○教授に葡萄の苗の移植の許可も戴きましたし、まだ移植はできるというアドバイスも戴きました。」

猿「(ちょっと口をあんぐり開けて)・・・・。そ、そういうことなら、・・い・いいずら。」




わたし、人がびっくりした時、本当に「あんぐり」口が開くのを初めてみました。

いや、いいものを見せてもらったよ。


※ここでアドバイス

村の生活の中で、分かったことがあります。

「和をもって尊しとなす。」という教えが村社会の中には厳然と存在しいている、ということ。

またそれは生活していく上で、とても大切なことだということ。

村の生活は、思っている以上に共同作業が多いです。

道路の草刈り、村祭り、お花見、小学校の運動会(子供がいなくても参加)、無尽 etc。

農作業自体は孤独な作業ですが、それを上回って余りあるほどの寄合があります。

そしてそこで政治や経済や世の中の動き、村の人間の動向について意見交換が行われます、

また、仕事の進捗状況、悩みごと相談なども話し合われたりするようです。

そんな中、人間関係がうまくいっていない存在はうっとうしいもの。

だから、トラブルが起きたとき、協力して解決しようとしてくれます。

人によっては面倒だ、と思うかもしれませんが、実はとってもありがたいシステムのように思います。

実際お世話になっちゃったし。

皆様、その節はありがとうございましたっ!


つづく



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気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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