キャンプ場の作り方(19 )

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。


何故、3年もそのままにしていたのか、とお思いの方もいらっしゃると思います。

まず、わたし達はマキオカに住んでいませんでした。
週末だけ通っているので、春、秋といっても、あっという間に季節は終わってしまいます。

そして、対象が研究中の品種改良用の葡萄の苗なので、移植には専門的知識が必要で、大人数でやらないとできないと思われること、そして周囲の皆さんと友好的な関係でいたいという気持ちから、できるだけ穏便にことを進めたい、と思っていたからでした。

契約自体は、書類も何もなく、以前の地主さんが口約束で無料で貸していたのを、そのまま譲り受けた形になっていました。

棄農地が多いので、草っ原にしているんだったら、ただで貸してもいい、という感じだったようです。

それに猿男は頼みにいくと、「あそこの葡萄の実は好きに採りたいだけ採って、ワインを作れし。」と言って作り方を教えてくれたり、自慢のリンゴをくれたりしました。

何故、移植が進められないか尋ねると、
「あの葡萄の苗は、とても貴重で、東京の大学教授の○○さんが監修してくれていて、意見を聞かなきゃならないだ。」
「今年は、研究会のみんなが忙しくて無理だなぁ。」
「もう寒くなったから、移植しても駄目ずら。」
などと言われると、後から来て、移って頂くお願いをする立場のわたし達としては、あまり強く言うわけにはいかなかったのです。

ですが、さすがに3年も経ち、しびれを切らせたわたし達は猿男にかなり強い感じでお願いしました。

そして、やっと「来春は必ず移す。」と確約をもらいました。

そこで私たちは虎男に再び土地の造成を頼みに言ったり、キャンプ場のプランを練ったり、トレーラーハウスを契約したりと本格的な準備に取り掛かりました。

春になり、毎週行く度に葡萄棚が移っているか、楽しみにしていました。

が。
そうです。皆さんの予想通り、その春も、葡萄棚が移ることはありませんでした。
ブドウ畑


つづく


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気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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