伊勢、京都、出雲に行ってきた!(14)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

貞操を死守した息子と乗った深夜バス「出雲エクスプレス京都号」で、不思議な夢を見た。

実は主人が亡くなった後、我が家は身内のトラブルに巻き込まれ、わたしは高血圧に、高1の娘は過呼吸に、小5だった息子は痔になってしまうくらいてんやわんやの日々だった。
(ああ、どこまでも笑わせてくれるぜ、息子よ)

今振り返ると、それなりにそれぞれの成長を促してくれるものであったと思えるが、当時はそれどころではなく、正に家族3人、手に手を取り合って、背水の陣ともいえる闘いの日々を送ったものだった。

その夜、何故かそのトラブルの原因になった人たちが夢に出てきた。
彼らとはあれ以来十数年会ったこともなく、最近では思い出すこともなくなっていた。

わたしは引っ越しの準備をしている。
いろいろ片付けると荷物はほんの少しだけになり「後は処分してください。」と言い残し、わたし達がその家から出て行く、というなんとも変な夢。

目が覚めると、明け方の出雲の街の景色が車窓に広がっていた。

息子に昨夜見た夢の話をする。
彼曰く「貴船神社は縁を結ぶだけでなく、縁を切る神社でもあるらしいよ。だから縁が完全に切れたんじゃないか。」

6時36分に出雲市駅に到着。
空を見ると、見たこともないような雲が空いっぱいに浮かんでいる。
孫悟空の乗った筋斗雲のような、仙人が描かれた中国絵に出てくるような不思議な雲。

                  出雲市駅 瑞雲


以前ネットで「瑞雲」と言われていた雲に似ているような気がする。

いや、これは間違いなく「瑞雲」。
誰が何と言ってもわたしの中では「瑞雲」に決定。

そうか。縁を切って頂いたのか。
ありがとうございます、と呟いてみる。

駅の待合室で、昨夜買ったおにぎりを食べ、身支度を整えパンフレットを集める。
どうやら出雲大社に行くにはバスか電車で行くらしい。
どうやって行ったらいいのか調べようと思い立ち上がった時、ちょうどバスが来て、5~6人が乗り込んでいく。
なんとなく後についていき、運転手さんに聞いてみると、出雲大社に行くというので乗り込んだ。

こんなことをダラダラ書いたのは、後から調べて驚いたから。
このバス、一時間に一本しか運行していなかった。

思い起こしてみれば、何故かこの旅、調べずに動いているにも関わらず、ほとんど乗り物を待つことがなかった。
「そんなの、思い込み。偶然に決まってる。」とお叱りを受けると思うけど、実際に経験してみるとなんとも不思議な感覚になった。
何かに背中を押して頂いているような、引っ張って頂いているような。

それはともかく。

この日の宿泊先は、FBのお友達が地元の方に聞いて下さった「竹野屋」。
車中泊と安宿だけでは悲しすぎるので「最後くらいは。」とよい宿を探していたのでした。
(いとうさん、その節はありがとうございました!)

創業130年を誇るその宿は、出雲大社の門前町であり島根県の出雲地方では「竹野屋」は格別に有名らしい。
地元が生んだ歌手であり山下達郎の奥様で自称「シンガーソング専業主婦」である「竹内まりや」さんの生家である「竹野屋」旅館は、出雲大社での神前結婚式を挙げた一族や出席者達の宿であり披露宴会場というのが生業であり役割だったそう。

バスに乗ってから30分位で大社前に着いた。
料金510円。結構お高い。
これは出雲はレンタカーで回った方がいいかも。

「竹野屋」さんはすぐわかった。
クラシカルで落ち着く純和風の旅館。

   竹野屋前

よく手入れされた植栽に囲まれた玄関先から中に入ると重厚な木造建築が目に飛び込む。
入って行くと畳敷きの広いロビーがあり、フロントの横に竹内まりやのグッズが置かれている。
忙しそうに仕事をしていらっしゃる男性は多分竹内まりやのお兄様。
そういえば目鼻立ちが似ている気が。

取りあえず荷物を置かせて頂き外に出る。

すぐそばに大鳥居があり、既に参拝客が一礼しくぐっていく。

                       出雲大社前

その向こうの神域には、森厳な空気が流れ、松林の並木道が人々を神殿に誘う。

神々の国、出雲。
この地の象徴であるかのようにそそりたつ出雲大社。

出雲の須賀に宮を造られた大国主命の御父神でもある素戔嗚尊(すさのおのみこと)が詠んだ歌に、その根拠を持つとも言われている。

「八雲立つ 出雲八重垣 妻篭みに 八重垣作る 其の八重垣を」

八岐大蛇を退治し、助けた稲田姫をめとり、出雲の地に新居を構えた幸福の時を詠ったものといわれ、日本最古の和歌といわれているこの歌を口ずさんでみる。

八雲立つ。

やっぱり出雲市駅に着いた時に現れた雲は瑞雲だったに違いない、と確信するわたしなのでした。

つづく

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Re: 楽しく拝見しています

グレグレさん。初めまして。
コメントありがとうございます。

ご家族で八重垣神社にいかれたんですね。
わたし達も行ってきました。
お嬢様はきっとほかの方と運命の糸が繋がっているんですね。
この歳になって、ご縁って本当に不思議だと思うようになりました。

出雲に一昨年行かれたとのこと。
わたしは2回目だったのですが、個人旅行だったせいか、とても刺激的でした。

お尋ねの件ですが、ごめんなさい。
どこにメールアドレスが書いてあるのかわかりません。(我ながら情けない・・)
ほとんど勘に任せて操作しているだけなので・・。お恥ずかしい。

わたしのブログを「新井信介さんのブログ」でお知りになったとので、今検索してびっくりしました。
マキオカの名前が載っている・・。
ネットは自分の知らないところでいろいろなご縁を紡いでくれるということを実感しました。
今日一番びっくりしたことでした!

こんな雑文を読んで下さっている方がいらっしゃると思うと、とっても嬉しいです。
グレグレさん、これからもよろしくお願いします。

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Re: No title

グレグレさん、こんばんは。

わたしはネットを始めてちょうど一年経ったところです。
ですから技術も知識もほとんどありません。
新井信介さんのことも存じ上げませんでした。
グレグレさんのお蔭で知ることが出来ました。
これからわたしも拝読させて頂きたいと思いました。

やっぱりご縁って不思議ですね。
これからもいろいろ教えて下さい。
よろしくお願いします。


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Author:マキおかん
気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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