伊勢、京都、出雲に行ってきた!(13)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

「清明神社」を後にして、またもやちょうど来たバスに飛び乗って、京都駅に向かいました。
今日は遅めの朝食にお蕎麦を食べただけで、それから何も食べていない。

喉も乾いたし、ビールが飲みたい。
ネットで良さそうなお店を見つけ捜し歩いていたら、京都タワーホテルアネックスの看板を見かける。

「秋の味覚満載!秋のエビ&カニバイキング 食べ放題、飲み放題4000円」

おお、いいじゃないか。

やっぱりネット情報より自分の勘を信じよう。
急遽予定を変更する。

伊勢参拝のため、お肉を断っていたわたし達は貪るように「ビーフステーキ 茸ソース」を頬張る。
茹でカニをせせりながらワインを飲む。
熱々の「海老、カニ、松茸の天ぷら」を塩で戴きながら、日本酒をちびりと戴く。

あー、満足。

今夜23時30分発の深夜バス「出雲エクスプレス京都号」に乗らなきゃいけないから、飲み過ぎに気を付けなければ。
でもまだ7時半。

タブレットで何やら調べていた息子が「京都駅のそばに銭湯があるから、そこに行こう。時間も潰せるし。」と言い出した。


銭湯か。
確かに今日は濃い一日だった。
汗を流すのもいいかもね。

しばらく歩くと京都駅の近くの、とある銭湯に到着。
珍しそうに周りを眺めながら、エレベーターに乗る。
扉が開くと、そこには番台とおぼしきものがあり、無表情のお姉さんが座っている。
410円を払い、息子に「何時に出る?」と聞くと「10時。」と言う。

え?2時間もあるじゃん。
「そんなに長くは無理。」と言っても「寝てればいい。」と言い張る。
渋々脱衣所に向かう。
裸になり、階段を上ると浴場に着く。

古いけど、それなりに情緒があるかも。

入り口の横の柱の陰に、浅く細長い変わった浴槽がある。
まるで足湯のよう。

体を洗い、浴槽に入る。
一人で入っていたお婆さんに話しかけて時間を潰すが、なかなか時間が過ぎない。
少しアルコールが入っていたので、脱衣所で体にタオルを巻き横になった。

暫くして、わたしのロッカーから携帯の着信音が鳴った。
出てみると、息子の声。

「もう出たいんだけど。」
え?まだ9時前だけど?

「何で?」
「いいから、もう出るから出てきて。」

ふーん。まあ、いいや。
急いで着替え、番台の所で落ち合う。

何故か息子はオドオドとして口数が少ない。

エレベーターで降り外に出ると、息子がボソッと何やら呟いた。
「何?」と聞き返す。

「・・ハッテン場だった。」
「は?」
「ハッテン場だった!」
「何が?」
「だ・か・ら!あそこ、ハッテン場だったのっ!!」

ま、まさか小耳に挟んだことがあるあのハッテン場?

『ハッテン場(発展場)とは、一部の男性同性愛者が不特定多数の性交相手を求めて集まり、性行為を行う場所である。
・公園のトイレ
・公園のベンチ
・公衆浴場
・映画館
・檀家の帰り道
・軍隊の基地
・柔道部の部室
これらの場所にノンケが迷い込むと、漏れなくいい男が誘惑をかけてくるので注意』

ほほう。
まさかそんな場所が身近にあるとは夢にも思わなかった。
そして紛れ込んでしまったのが、我がふんどし息子。

好奇心いっぱいのわたしは、息子から根掘り葉掘り聞いてみる。

息子が洗い場に入って行くと、3~4人の客が入っていたらしい。
やけにジロジロ見られたので、初め息子は「よそ者が来ることがないから珍しくて見ているのか?」と思っていたとのこと。
ところが、入り口の横の足湯のような浴槽に行くと、オトコが二人寝転がって絡み合っているのを目撃。

戦慄する息子。

呆然とする息子に、ケンコバによく似たオトコがねっとりとした視線を下半身に向けながら、話しかけてきたらしい。
全てを理解した息子は、恐怖にかられながらそそくさと浴槽を出て、わたしに電話をかけたんだとか。

いわれてみれば、あの変わった浴槽、照明の薄暗さといい、他に行き場のない閉塞的な雰囲気といい、妙にアダルトな空間だったような気もする。

そういう訳だったのね。
やけに息子からの着信が沢山あったと思ったよ。
そして声も心なしか切羽詰っていたな。

でも、ごめん、息子よ。
面白すぎる。
笑いを抑えきれない母を許せ。

大事な息子の貞操の危機だったというのについ笑ってしまう。

笑いをかみ殺していると、息子が怒りだした。
宥めながら、ロッカーで荷物を出し、喫茶店で時間を潰すことに。
が、息子はよっぽど怖かったらしい。
心なしか青ざめ、目が落ち着きなく泳ぎ、びくびくしている。

やっとわたしもホントにヤバかったんだということが分かってきた。
分かってきたけど、やっぱり笑ってしまう鬼畜な母。

息子はあれ以来ケンコバが嫌いになってしまったという。

でも、ホント、よかった。
もし呆然とした息子がボーっとして突っ立っていたら、禁断の扉が開いていたのかも。
そんな扉が開いちゃったら、人生変わっちゃうに違いない。

うっすらと顎髭をたくわえ、タンクトップを着たムキムキな息子なんて、ヤダ。

いつも思うんだけど、我が家の息子にはスゴイ才能がある。
本人にとってはシリアスな問題も、必ず「クスッ」と笑えるような状況になってしまうこと。

息子の、情けなかったり間抜けだったりどんくさかったりするエピソードは枚挙に暇がないが、それを聞くと必ず「馬鹿だなぁ。」と呟きながら笑ってしまう。

今回のことも、結構思い出し笑いさせてもらいました。

ありがとう!

そして、ホント、無事で良かった!!


つづく




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気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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