伊勢、京都、出雲に行ってきた!(2)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

伊勢の空に浮かぶ虹を見上げながら、期待に胸ふくらますわたしとふんどし息子。
とにかく大きな荷物を預ける為に、今日宿泊予定の「ダンケ」というビジネスホテルを探します。

ん?もしやあそこ?
外宮に向かう道に「ダンケ」の看板が古いビルにかかっている。

                        ダンケ


どうやらここの4階がホテルになっているらしい。
一泊3500円だけあって、なかなかの面構えのホテル。
入って行くと口コミに書かれていた「とても親切な受付のおばさん」がいる。
荷物を預け、朝食が美味しい所を聞くと「せきや」さんというお店を教えてくれました。

おっ、外宮の前にキレイでお洒落な「せきや」さん発見。

そういえばこの間わたしが伊勢に行くのを知っていた友達が、伊勢の「アド街ック天国」をDVDに撮っておいてくれたのを見せてもらった時、「せきや」が出ていたような気が。

朝かゆセット900円というメニューの横に、アワビ付3000円の文字。
どうやらここ「せきや」さんは「参宮あわび」を売りにしているらしい。

「伊勢神宮のご鎮座後2000年の長きにわたり神前にお供えしている「あわび」。その歴史は大変古く、今日でも「のしあわび」の言葉どおり、喜び事、祝い事の贈物に添えるありがたい寿の品として、本格的な祝儀物に用いられています。」とある。

こ、これは是非とも戴かねばっ。

普段だったら3000円もする朝食なんて絶対食べないけれど、ここは伊勢。
アワビなんて普通に買っても3000円位しちゃうもんね。

とは言っても所詮庶民のわたし。
アワビ付を二人前頼む勇気はなく、普通のおかゆセットと、一人前ずつ頼む。

              アワビ朝食

立派な箱膳をキレイなお姉さんが持って来てくれる。
中には食前酒やぜんざい、もずくなど、縁起の良いものがきれいに並んでいました。
御代わりもできるとのことで、それも嬉しい。

アワビは息子と半分ずつ戴く。
・・美味しい。
一口500円と思うと余計美味しく感じられるのは、わたしが貧乏性だからなの?

何か満ち足りた気分でお店を出る。
外宮の鳥居をくぐると、数年前来た時とは様子が違う。
どうやら10月5日に執り行われる遷御の儀の為の会場を設営している様子。

                      外宮 遷宮式場

とにかく「国家安泰」「日本国民の守護」を祈念させて頂き、「風宮」「土宮」「多賀宮」を参拝。

いや、人間って分からないものですな。
まさか自分が「国家安泰」「日本国民の守護」を神様に真面目にお祈りするとは思わなかったよ。
若いころは、自分のことや家族についてお願いするだけで精一杯で「国家」とか「国民」なんて意識することはなかった。
周りにもそんな人はいなかったし、仮にいたとしても半笑いで遠巻きにしていたような気もする。

これは歳のせい?
それとも3・11の影響?

外宮を出て、観光案内所でレンタサイクルを借りる。
その直後、小雨が降ってくる。

小雨の中、息子の自転車の後を必死でついていくわたし。
地図を見ながらまず最初に行ったのが「日蓮上人の誓の井戸」。

比叡山に登り天台教義を学び、12年間遍歴の旅を続けた日蓮はこの井戸で潔斎をし、「我、日本の柱にならん」、「我、日本の眼目とならん」、「我、日本の大船とならん」との三大誓願を皇大神宮に誓願したとのこと。

大宝塔と石積の枠に守られた井戸があるだけの所なのですが、掃除していた方とお坊さん(当番制でたまたま来ていたらしい)とお話しすることが出来、お札まで戴くことができました。

誓いの井戸

ありがたや!
母が日蓮宗の信者なので、お土産に決定。

そこから倭姫宮に向かう。
裏から近道があるかと思い進んでいくが迷ってしまい、近くで洗濯物を干していたおばあさんに道を尋ねた。

「あのぉ、倭姫宮はどうやって行けばいいですか?」
「・・・」
「すみませんっ、倭姫宮はどうやって行けばいいですかっ?」
「え?宗教の勧誘かいな?」
「違います。(大声で)倭姫宮はどうやって行けばいいですかぁ?」
「え?天理教のヒト?」
「・・・」

取りあえずこの辺りは宗教団体の勧誘が盛んらしいということはよくわかった。
諦めて元来た道に戻り、なんとか倭姫宮にたどり着く。

                     倭姫宮


倭姫命は十一代垂仁天皇の皇女で、十代崇神天皇の皇女 豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)の後を継いで「御杖代(みつえしろ)」として、天照大御神を背負って大和国から各地を転々として、現在の五十鈴川の川上の土地に皇大神宮を創建された方。
「御杖代(みつえしろ)」とは体に天照大御神を宿してその神意を受けて仕える方らしい。

倭姫宮は、伊勢神宮への多大な功績から大正時代に創立を許された比較的新しくできた神社なんだそう。
とても静寂で清々しい気に満ちている。

その倭姫命の言葉に「人は天下の神物(たまもの)なり。心神(たましい)を傷ましむることなかれ。」と続く文章があるとのこと。
今の時代、この言葉の意味は深くて重いと思う。

月讀宮に着いたころには、大分雨脚が強くなっていた。

伊勢神宮・内宮の別宮で夜の神として祀られる月読宮は、天照大神の弟神である月読命を祀るところ。
天照大神が太陽神(陽)に対し月読命は夜の神(陰)にあたる。また天照大神、月読の父母神でもあるイザナギ、イザナミも境内に祀られています。

                     月読宮


参拝を済ませて、しばらく木陰で雨宿りをする。
止みそうもないので、仕方なく雨の中に飛び出した。

江原啓之さんが「この月読宮はすごいパワースポットだ」と言ってから参拝客が激増したらしいが、濡れ鼠になった上にお腹が空いているわたし達はすっかり不機嫌に。

びしょ濡れで街を疾走するおばさんと濃い顔をした男の二人連れが黙々とペダルをこいでいる。
今思い返してみるとちとコワい光景かも。

やっと猿田彦神社に到着。

猿田彦宮

すっかり濡れたわたし達は禊をしたと思うしかない感じに濡れている。

猿田彦大神は「みちひらき」の神様として有名で、ものごとの最初にご出現になり、万事を最も良い方向へと「おみちびき」になる神様とのこと。
古事記、日本書紀などにも「国初のみぎり天孫をこの国土 に御啓行(みちひらき)になられた」と伝えられています。

「万事を最も良い方向へとお導きになる神様」ってスゴイじゃないですか!
今の日本にとって、もっとも活躍して頂きたい神様の一柱かも。

いやいや、この困難な時代、わたし達一人一人が八百万の神々になったつもりで、日本の行く末を見据え、子々孫々のために行動していく必要があるのではないか、と真剣に思う。

「我、日本の柱にならん」、「我、日本の眼目とならん」、「我、日本の大船とならん」と誓った日蓮のように。
「人は天下の神物(たまもの)なり。心神(たましい)を傷ましむることなかれ。」と言った倭姫のように。

そんなことを考えている内に雨が上がり、わたしたちは内宮に着いていたのでした。

つづく
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気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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