常識が変わるとき

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

50歳も半ばになり、この歳になっていろいろ気付かされる時があります。

「常識」と呼ばれる概念の何と頼りないことか。

わたしの若い時フロンガスは人畜無害でとても便利なものと教わった。
それが今ではオゾンホールを作ってしまう元凶といわれている。

人口は増え続け土地が足りなくなる、といわれた。
それが今では少子化が叫ばれ老人ばかりになり、空き家も目立ってきている。

温暖化が叫ばれて久しいが、それも怪しい。むしろ寒冷化が進んでる、なんて声もある。

もっと身近にもひっくり返った常識がいっぱい。

わたしの学生時代、部活の練習の合間の水分補給は止められていて、どんなに喉が渇いても水を飲むことは禁止されていた。
今なんか授業中だって水筒の水を飲んでも叱られない。
脱水症状が怖いから、という理由で。

うさぎ跳びなんかその最たるもの。
練習に組み込まれるうさぎ跳びはとても苦しくつらいものだったと記憶している。

でも「これで脚力がつくんだろうな。」と思い一生懸命頑張り、友達と筋肉痛自慢をし合ったもんです。

が、後に知らされた驚愕の事実。

「ウサギ跳びは、とても危険で間違ったトレーニング方法だったことが、科学的に明らかになった。この運動はアキレス腱を鍛える効果があると信じられていたが、この種のエクササイズで腱を強化することは不可能である。
従って、トレーニングとしての効果は期待できず、むしろ関節や筋肉を傷めるスポーツ傷害を引き起こす可能性が高い。特に成長期の子供は避けなければならない。」

危険って・・。
ちょっとぉ、って感じ。
あの頑張りは無駄どころか、ただの自虐行為に近いものがあったんだね。
「アタックナンバー1」の鮎原こずえだって、本郷コーチの熱血指導のうさぎ跳びに耐えてたから、膝を悪くしている可能性がある。
もし今いたら、鍼灸院に通っているかも。

昔は家に電話がかかってきたときには「はい、○○です」ときちんと名乗って応対しなさい、と厳しく言われた。
今は名乗ったら何が起こるかわからないから「はい」としか言えない。
近頃の「おれおれ詐欺」なんか実に巧妙だから、すぐ餌食になっちゃうよ。

昔は「子供は日光をたくさん浴びて、夏はまっ黒に日焼けしておけば冬に風邪を引かない」といったもの。
今ではそんなことしたら皮膚癌になるとかシミ・ソバカスの原因だとかいわれている。
「浅黒い健康的な肌」っていう表現はいまや死語。ただの色黒ですな。

それから漫画やドラマに欠かせなかった「マウストゥマウス」の人工呼吸。
主人公が溺れたりしてピンチに陥った時、最終的に恋人になるオトコがしてくれる「マウストゥマウス」。
憧れました。
でも今では基本「マウストゥマウス」の人工呼吸をしてはならないんだとか。
事故などでは口中を怪我して出血している可能性もあり、この状態でマウストゥマウスの人工呼吸をおこなうのは病気の感染リスクを伴うとのこと。
心臓マッサージだけでも十分な救命効果があることなどが理由だそうで、感染を防止する器具などがそろっているときだけ、人工呼吸も併用するんだそう。

ちっ、なんだよ。
そこから生まれるラブロマンスなんて、なくなっちゃってるんだね。
まぁ、どっちにしてもわたしにはそんなチャンスは死ぬまでなさそうだからいいけど。
虫歯菌がうつっちゃうかもしれないし。

ことほどかように常識ってやつは変化していくもんです。

だからわたしはいま喧伝されているいろいろな情報も、ちょっと斜め横から見ているところがあります。
「そうは言ってるけど、どうなるかわからないじゃん。」
「今はそうでも、先に行ったらひっくり返ることがあるかも。」

だって過去のわたし達だって、当時最先端の情報を教えられている、と聞かされていたんだから。
そしていとも容易くその最先端の情報ってやつが変わっていったんだから。

もちろん一般庶民にはいわゆる本当のことなんて知らされない。
それは今も昔も同じだと思う。

あの頃、世界は常に前に向かって進んでいると思っていた。
人は良い方向に向かおうとするものだと思っていた。

でも、だからこそあの頃、皆何も疑わず進んで行けた気もする。

ネットという媒体によって膨大な量の情報がもたらされているように見えるこの時代。
むしろ気を付けなければいけないと思う。
たくさんのコミュニティができ、たくさんの常識が生まれている。

常識って、こういうものだったんですね。
知らなかった。

要するに、常識って「社会の構成員が有していて当たり前のものとしている価値観」だとばっかり思ていたけど、その「価値観」が常に変化するものだと知らなかっただけだったのね、と納得するわたし。


かつてマキオカを作るとき、周囲の皆から「そんなもの、作れるの?(半笑い)」といわれたものです。
でも常識のないわたしは「うん!できる、様な気がするっ。」と突っ走っていったのでした。

まあ、知らないもの勝ち、とでも申しましょうか。


あー、常識がなくてよかった。


つづく
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Author:マキおかん
気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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