古事記古古道 体感ツアーに行ってきた(1)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

先週、ふんどし息子と共に徳島に行ってきました。

何故徳島かというと、きっかけは去年北鎌倉で参加した「古事記サミットin鎌倉」。
「古事記サミットin鎌倉」に行ってきた

この時「いいなあ、阿波。行ってみたいなあ。でも徳島って遠いからそうそう行けないよね。」とため息とともに諦めていたわたし。

でも人間願えばかなうの言葉通り、行くことができました。
これを引き寄せと言わずして何が引き寄せか!

・・ま、行きたいところに行っただけなんですが。

それはともかく。

久し振りの旅。
ウキウキしながら飛行機やホテルを調べる。
もちろんケチ、もとい賢い消費者のわたしは格安のチケットを探しまくりましたとも。

でもいったいこのチケットの仕組みってどうなってるんでしょうね。
正規料金片道33,390円のチケットが、格安チケットを探したら18000円くらいになり、さらに探すとホテル一泊付き往復チケット込みで26800円。

おばさんには全く分かりません。
でも、分からなくていいんです。安きゃ。

次は羽田に行くまでの計画を立てる。

なんといっても安い飛行機を使う上、時間を有効活用したい貧乏性のわたしは羽田7時20分発のチケットを取った。
ということは5時37分発の東海道線に乗ればいいのね。

もちろんそんな早い時間にバスはない。
こういう時普通の大人ならタクシーを呼ぶところなんだけど、わたしは普通の大人ではない。
ケチな大人です。(キッパリ)

ふんどし息子はいつも駅まで電動自転車で通勤している。
あれに二人乗りすればタダじゃないですかあっ。

ここだけの話、お酒を飲んで最終バスに乗り遅れた時、何回か自転車に二人乗りして帰宅している。
ところが何故かそういう時に限ってパトカーに遭遇して叱られるんだよね。

確率は35パーセント。
高っ!
何故だ?普段はパトカーになんて会わないのに。
・・・見張られているのか?

でも早朝であればパトカーもいないだろうし、近所のヒトに見とがめられることもないだろうし。(これ大事)

荷物は前日に駅のロッカーに入れに行きました。
ふんどし息子の荷物はインドにも持っていった巨大なリュック。
ちっ、大きいので500円もかかってしまった。
しかもこのロッカー、百円玉しか対応していないらしい。

ま、いいもんね。タクシー代を考えると安いもの。

こんな風にバタバタとしているうちにあっという間に当日になってしまったのでした。
興奮しているわたしは目覚ましが鳴る前に4時40分くらいに起き、てきぱきと支度をする。
ゴミを片づけ余裕をもって自転車に乗る・・はずだったんだけど。

あれ?すでに時間は5時17分。
だ、大丈夫。いつも駅まで15分くらいで行ってるんだから。

が、ふんどし息子が「いつもと違うんだよっ。二人乗りだし。しかも駐輪場に自転車を入れる時間も必要だし、ロッカーから荷物を出す時間も必要だろ?!」と自転車を漕ぎながら絶叫する。

え?そういえばロッカーがあるのは駐輪場とは離れた場所。
脇の下にうっすらと汗がにじむ。

「だ、大丈夫だよ。二手に分かれれば。駅のホームで落ち合おう。」と冷静を装うわたし。

駐輪場の入り口で自転車から飛び降り、ロッカーの鍵を握りしめ、ロッカーのある場所に走る。
ぜーぜー言いながら「なんだ。まだ5時32分じゃん。余裕じゃん。」と呟き、ロッカーの鍵を回す。

が。
開かない。

なんで?!
何度も試すが開かない。

?!※*??

心臓がバクバクする。
青ざめながらやたらと鍵を回しまくるわたし。

落ち着くんだ、わたしっ。

老眼の目でよくよく見てみると、どうやら一日経ってしまったので追加料金が発生しているらしい。
はっ!そういやここは百円玉にしか対応していないんだった!!

焦ってバッグから財布を引っ張り出す。
が、財布の中には百円玉は皆無。

血走った目で辺りを見回すと、マクドナルドが営業中だった。
千円札を握りしめ駆け込むわたし。

「あ、あのっ、お金をくずしてほしいんですがっ!あの、ロッカーが※*・・!!」
「当店では両替は行っておりません。ソーセージマフィンなら百円で承っております。」
「んじゃ、コーヒー、コーヒーを下さいっっ!!」

いつも悪口を言っているが、マクドナルドよ。ありがとう。

コーヒーと百円玉を握りしめロッカーに突進する。
お金を入れ鍵を回すと、ガチャっと開いた。
ぐぬぅ、現金なロッカーめ。(逆切れ)

震えそうな手で荷物を引き摺り出すと、リュックを肩に担ぎバッグを握りしめ改札に向けて猛ダッシュ。
時間は既に36分。
髪を振り乱し、大きなリュックとボストンバッグを担いで走るおばさん。

ホームに駆け降りると向こうからふんどし息子がやって来たのと同時に電車が滑り込んできたのでした。

教訓
時間には余裕を持たなければいけない。
おばさんはケチってはいけない。
我が家は自転車の二人乗りをしてはいけない。


つづく
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地元の集落の女子会が開かれました

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

本格的な秋の訪れを前にマキオカはコスモスが咲き乱れています。
そんな中、先日地元の集落の女子会がマキオカで初めて開かれました。

まあ、女子会といっても70代から40代の氣の合う方たちが一泊し、日頃の家事からちょっぴり解放されて憂さ晴らしをするだけなんですが。

今までわたしは親戚の熊男の家以外とはあまりお付き合いがありませんでした。
わたしって見た目より人見知りだし(ホントですってば)、田舎の方とのお付き合いの仕方も正直わからないし、なんといっても髪振り乱して働いていたので物理的に時間もなかった。

反対に地元の方からしてみれば、「変な余所者があんなとこで何やってんだ?アヤシイ・・・。」と胡散臭く思われていたに違いない。

が、機が熟したというか、天のお導きというか。
今年の5月に山梨県民のお付き合いの基本というべき「無尽」がマキオカで執り行われました。

※無尽
山梨県には「無尽(むじん)」という独特の習慣がある。
「無尽」は、鎌倉時代に始まった庶民同士の融資制度が始まり。
冠婚葬祭などまとまったお金が必要になった時、お互いに助け合うために作られたという。

金融が発達した現代では、無尽とは月1回程度、特定のメンバーで集まって食事や飲み会をすることらしい。
そして、その時に食事代とは別にお金を出し合って積み立て、メンバーが順番に使ったり、グループの目的のために役立てたりすることをいう。

それなりの頻度で集まり、しかもお金が絡んでくるとなると、メンバー同士の信頼が必要になる。
その点、山梨県は昔から住民同士のつながりが強く、このような独特の習慣が発展したとのこと。

そのマキオカでの無尽中に皆さんから「どこかに泊まりで皆で出かけたい」「時間を氣にせずお酒を飲んだりおしゃべりをしたい」という話が出たので、わたしが「それではうちにいらしたらいかがですか?」と冗談で言ったところ、あれよあれよという間に9月に泊まりに来ていただけることになったのでした。

なんといっても皆さんの家から車で5分かからない距離。
歩いて5分で来られる方もいる。

「ほ、本当に泊まりに来ちゃうワケ?」と思っていましたが、これが思っていたよりも、いい。

農作業や夫の食事の支度を終え、三々五々暗くなりかけた6時過ぎに集まり出す。
それぞれが自慢の料理だの漬物だの、ワインやお酒等を持ち寄る。
バーベキューなんて手間も片づけも面倒なことはやらず、お寿司やケーキを買ってくる。

「お寿司?ここ、せっかくキャンプ場なんだしい。」と心配していたけど、余計なお世話でした。
皆さん、とっても楽しそう。

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夜が更けて、宴もたけなわになってくると、ティピィに河岸を移す。

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余所者ながらわたしも端っこで参加させて頂きましたが、皆さんのお話がとても面白い。
大豆の植えつけの話だの、鹿害の話だの、夫のワルグチだの、料理の仕方だの。

中でもわたしが一番面白かったのは、余所からお嫁に来た人たちの話。

都会から初めてマキオカに親と挨拶に来た時、親が「あー、ここは無理だ。」と言ったとか、何度も泣いた話とか。
「何も知らないからお嫁に来ちゃった!」と明るく笑い飛ばす皆さん。
そして一様に「今はここが一番。」とおっしゃり、とっても幸せそう。

夜更けまで語り明かし、翌朝朝食を終わらせた皆さんは8時頃にはご家族の待つご自宅に帰って行かれたのでした。

いいなあ、こういう老後。
野菜を育てる土があって、家族がいて、氣の合う仲間がいて。

普段は黙々と一人で農作業をして。
週に一回くらいはカラオケだのサークルだの、いろいろな集まりがあって。
仕事の後温泉に行くと顔見知りがいて、おしゃべりして。

それはもちろんいいことばかりではなく嫌なこともあるだろうし、面倒なこともたくさんあるだろうけど、それは人間関係が希薄といわれる都会だって同じ。
もともとヒトってお互い肩を寄せ合って群れて生きる生き物なんだから。

「老後」というとすぐ「老人ホーム」だの「ケアハウス」なんかを思い浮かべちゃう昨今、周りの仲間と繋がりながら野菜を作り、死ぬまで一人で暮らしていくのも一つの理想だよなあ、としみじみ実感したわたしなのでした。

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つづく

雨のパーティキャンプ

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

マキオカネイチャークラブは自慢できることがあります。
「雨に降られてキャンプを楽しめませんでした。」ということが開業以来一度もないことです。

うーむ、これは何故なんだ?
わたしの日頃の行いがいいからか?

それともマキオカは風水的にいい場所だからなのか?

以前風水の本を読んだとき、「東に水、西に道、南が開けていて北が山という地形が最高」と書いてありびっくりした。

ま、まさにマキオカがどんぴしゃり・・。

それでなくてもスピ好き、もとい不思議なことに興味があり信じやすいタチのわたしはすっかり「ここはいい氣があふれている場所に違いない!」と思い込み、知り合いやお客様に鼻の穴をふくらませて自慢していたのでした。

が。

先日20数名の方が来てくださったパーティキャンプは、去年も来てくださった方々でメンバーの中には外国人も多く、国際色豊かなキャンプになっている。

雨の予報にも関わらず昼のうちは何とか晴れ間も見え、ほっと一安心。
熊男の家で夕飯をご馳走になっていると激しく雨が降り出しました。

少人数のキャンプならトレーラーハウスの前のタープとティピィと炊飯施設のタープでお楽しみ頂ける。
でも大人数のパーティキャンプはそうはいかない。

あー・・・
キャンプファイヤーの準備してきたのに。
全員テントに泊まりたいとのご希望で、たくさんのテントを庭中に張ったのに。

せっかくいらして頂いた皆さんには何とかお楽しみ頂きたい。

恐る恐る帰ってみると、なんと。

先日補強し手すりを取って生まれ変わったセンターハウスの前のベランダにタープが3つ並べられ、皆さんでバーベキューを楽しんでおられる。

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さらにセンターハウスの中ではミラーボールのライトが輝き、皆さんが談笑している。

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こ、ここは六本木のクラブか?
行ったことないけど。

実は昼にテントを設営中にお客様とお話をさせて頂いていた時、雨天時の場合の対処法について以下のような会話をさせて頂いていたのでした。

お客様 「もし予算があったらこのベランダにテラスルーフがあったら万全ですね。」
わたし 「(断じてそんな予算はない!と心で叫びつつ)そうですね。まだやったことはないんですけど、もし大雨の場合はセンターハウスでお楽しみ頂き、サイトからタープを持ってきてベランダに並べようと思っています。
先日同じタイプのタープをもう二つ買ったので、それも並べたらパーティキャンプの場合も皆さんでお楽しみいただけると思うんです。」

あの会話を覚えていらしたお客様が、わたしが熊男の家でぐうたらしている間に、セッティングをしてくださっていたのでした。

そうそう、こういう風にやりたかったの。
期せずして想像していた通りの「雨のパーティキャンプ」をお楽しみ頂いたのでした。

それはそうと。

いつも感じるのですが、今回のお客様のみならず、マキオカにいらっしゃるお客様はとてもきちんとされている。

ゴミの分別はもちろん、お帰りの時もしっかり片づけをして下さり「こ、これではいらした時よりもキレイになっているのでは?」と恥じ入ることがしばしば。

考えてみるとわたしってすごく恵まれてますね。
本当にありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。


つづく



キセキのリンゴの物語

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

9月に入り不安定なお天氣が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたしはマキオカの仕事が一段落し、やっと日常生活を取り戻しつつあります。

今日は久しぶりに散歩とラジオ体操を復活させました。
・・って、ほんと、再びばあさん臭さ全開のわたし。

それはともかく。

今日はマキオカの「キセキのリンゴ」について書きたいと思います。

マキオカネイチャークラブにはサイトが2つしかありません。
このサイトとサイトの間に、鎌倉から運んだ南天や椿の木に交ざって一本の林檎の木が植えられています。

今から20年ほど前、キャンプ場を作るべく、今は亡き夫と休みの度にトラックを借り砂利を百杯運びました。
のっぺらぼうなサイトの状態から、「皆さんに喜んで頂ける夢のキャンプ場にする!」という意気込みで樅ノ木や白樺を植えました。

http://makioka77.blog.fc2.com/blog-entry-44.html

そんな時、リンゴ畑を持っていた近所の農家の方が「リンゴの木を処分するから欲しかったら持っていったらどうでえ。」とお声掛けをして下さったのです。

渡りに船とばかりに3本戴いたリンゴの木のうち、2本はセンターハウスの傍に植え、一本はサイトとサイトの間の砂利に植えました。

植物を育てるには全くの門外漢のわたし達。
やることが盛りだくさんの毎日に、せっかく戴いたのに手を掛けることも肥料をやることもせず、いつしか2本のリンゴの木は枯れてしまいました。

ところが一番過酷な環境にあると思われる砂利のサイトに植えられたリンゴの木は細々と生き残り、四月になると花を咲かせ、それでも毎年2,3個の実を付けてお客様の目を楽しませてくれました。

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絶対に不可能といわれた無農薬、無施肥に成功し映画にもなった木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」は有名です。
リンゴの木は厄介な病害虫が多く、家庭では栽培しにくい果樹といわれているらしい。

が。
無農薬、無施肥どころか、砂利に植えられて放置された挙句、真下にカマドを作られ、しょっちゅうすぐ近くで焚火をされるという超過酷な状況で、なんと今年は20個近くの実を付けてくれました。

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見た目は小ぶりで、傷もありもちろん商品としてはまったくの無価値。

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でも齧ってみると、意外にも美味しい。

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これを「キセキのリンゴ」と言わずして何がキセキのリンゴか!

不憫というか、健気というか。
リンゴ界では(あるのか?そんなモノ)涙なしには語れないというか。

いや、自分でリンゴに酷いことをしておいてなんですが。

そう、例えばろくでなしの親に、実に親孝行で立派な子どもが育つとか。
怠け者のオンナが、人も羨むようなマメで働き者の夫に恵まれたりだとか。

そんなことを彷彿とさせますな。

いやいや、そんなことよりも。
かつて日本は、こうした農作物で溢れていたのではないか。

見た目は悪くたって美味しければ構わない。
少しくらいの傷や色の悪さはちょっと値段を安くしてもらい、作る側も丹精した商品が無駄にならず、お互いに満足していた。

それがいつしか「消費者様」とおだてられ、勘違いさせられたわたし達は、見た目優先の農薬まみれで値段の高い商品を買うようになってしまった。

嗚呼、日本よ、どこへ行く。

・・それはそうと。
来年、このリンゴの木、大丈夫なんだろうか?

年老いてから,最期の一花を咲かせること「老いの入舞」というらしい。
「入舞」というのは、舞楽などでいったん舞いが終わって舞い手が退場する前に、もう一度舞台に戻って、名残りを惜しむかのようにひと舞い舞って舞い収めることをいうのだそう。

振り絞るように生き切って、20個の実を成らせて来年枯れちゃったら、自分の人生を見るようでとっても悲しい。

・・ま、それもよし。
生き切って残せるものがあれば人生めっけもの。

我が家のキセキのリンゴの木を眺めながら、これから楽しく自分の入舞を舞っていこうと心に誓うわたしなのでした。

つづく

プロフィール

マキおかん

Author:マキおかん
気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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