鎌倉「おもしろクラブ」の星見キャンプ開催!

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

連休中は賑やかだったマキオカにも、再び静かな日々が戻ってきました。

連休最終日には、鎌倉今泉台のおもしろクラブの6名の方々がいらして下さいました。

わたしの住んでいる鎌倉の今泉台は、各分野で経験豊かな方々が大勢いらっしゃる。
そこで、その長年積み上げられた知的資源を地域の方々で共有し、子どもたちにも刺激を与えたいと、有志の方々が“おもしろクラブ”というサークルを立ち上げたんだそう。

「紙飛行機をつくろう!」「数のパズルをしよう!」「囲碁教室」「アート教室」などの『おもしろクラブ講座』、『星の観察会』や『野外観察会』などを企画し、地域に根付いた活動を精力的に行っている。

現職をリタイアされた方や主婦の方など、70代の方々が中心に活動されているようだが、皆さんとっても楽しそう。
わたしとふんどし息子も、時々星の観測会に参加させて頂いている。

ふんどし息子が治療院を開院した際も大変お世話になったので、今回「みち鍼灸治療院」の後援ということで、星見キャンプにご招待させて頂いた。

昼過ぎにマキオカネイチャークラブに到着した面々は、ワラビ採りを楽しんだ後、皷川温泉に向かい、その後お待ちかねのバーベキュー。

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お肉や野菜を炭火で焼き、さらに奥様が用意してくれた赤飯やいなり寿司等を肴に、まずはビールで喉を潤す。
しばらくすると、ダッジオーブンからいい匂いが漂い出し、桜チップに燻された肉の燻製が出来上がる。
スモークされたチーズも切り分けられ、ワインとともに舌鼓を打つ。

皆さんの会話も進み、氣がつくと一升瓶の赤ワイン、白ワインがあっという間になくなっていた。
恐るべし、壮年パワー。

夕暮れ時になり、灯油のランタンの優しい灯が辺りを照らす。

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冷え込んできたので、ティピィへと移動し、薪ストーブを囲む。

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ふんどし息子の持ち込んだ法螺貝を鳴らし、初めての経験に盛り上がるおじさま方。

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炎の揺らめきは人の心を惹きつける。
深夜まで薪ストーブで焚火を楽しんだ。

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それはそうと。

この日の天氣予報は曇りで、翌日は雨とのことだった。
せっかくの星見キャンプなのだが、お天氣には逆らえないと星の観測は諦めていた。
ところが天の助けか、壮年パワーのおかげか、深夜近くになり雲の切れ間が出始め、木星が現れた。

さっそく天体望遠鏡をセッティングして、観測会を開始。

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ささやかながら星の観測をすることができたのだった。
よかった、よかった。

それにしても、壮年パワーは素晴らしい。

ダーツを楽しみ

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ブランコにはしゃぐ面々。

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いやー、皆さんお若いですな。

人間、いくつになっても好奇心と稚気は忘れたくないもの。

今回お見えになった方が、ワインを召し上がりながら氣持ちよさそうにおっしゃった。
「いやー、僕はこのために生まれてきたんだよ」

うれしい言葉じゃないですかあ!

常々書いていますが「オモシロ」はわたしの人生の最大の命題。

「おもしろクラブ」の皆さんを見習って、いくつになっても酒を楽しみ人生を楽しみ、「このために生まれてきたんだ」と思える楽しい瞬間をたくさん味わいたいとしみじみと思うわたしなのでした。



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つづく
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台湾旅行に行ってきた(8)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

「台湾旅行に行ってきた」もいよいよ最終回。
この長ったらしい文章によくお付き合いくださいました。
ありがとうございました。

備忘録も兼ねているので、ついダラダラと書いてしまいました。
「とっとと終わらせろ」とお思いの方も、もう少しだけお付き合いを。

自由行動の後は「ナイト九份観光」。
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の温泉街のイメージとして使われたことで有名になり、観光の定番になったらしい。

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タイムスリップしたような、どこか懐かしい雰囲気を感じることができる場所ではある。
が、人人人!
階段の上り下りが困難なくらい大変な人、特に中国人の観光客で溢れかえっている。

でも、夜景は確かに美しく、湯屋の面影があった。

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九份には一時間ほど滞在し、饒河夜市(ラオフージエ夜市)へ。
日本にいる時から夜市を楽しみにしていたのに、先日は青草茶のせいでほとんど満足に食べることができなかったので、今回こそはたくさん食べるぞ、と鼻息も荒い。

ここも人で溢れかえっているので、ふんどし息子とはぐれないようにどこで食べようかときょろきょろと物色しながら歩く。
一旦、屋台を観察しながら夜市の端まで行き、戻りながら、さっきお客さんが美味しそうに食べていた「金林三兄弟」という看板を掲げたお店で、肉の薬膳スープを食べることにする。

お金を払いテーブルに着いたが、なかなかスープが出てこない。
「屋台なのに、なんでこんなに待たせるのかな?」とぼんやり思っていた。
かなり待って、やっとスープが出てきた。

藥燉排骨とは薬膳で豚のスペアリブを煮込んだものらしいが、出てきたものを見ると、本当に骨しかない。
さっき他の人達が食べていたものにはしっかりお肉がついていたような氣がするけどなあ。

「もともとスープを戴くものなんだし、骨に肉がついていないのは当たり前」と言うかもしれないが、それにしてもすべての骨にひとっかけらも肉がついていないって。
なんか、おかしい・・・。

食べ物の不満をあまり口に出すのも憚られるので、黙ってスープをすすっていたが。
骨をよく見ると、齧ったような跡が・・・。

「もしやこれって、他のお客さんが食べたあとのものを出されたのでは?まさかね。いや、でもそういえば、そんなに混んでいるわけでもないのに、出てくるのにやたら時間がかかったし。アヤシイ・・・」と、屋台のお兄ちゃんに疑いのマナザシをむけるわたし。

疑心暗鬼になり、結局、途中で席を立ってしまったのだが、真相はどうだったんだろう。
「そんなはずはない」と思いたいが・・・。

台湾は世界一の親日国というが、台湾の中にもいろいろな人種がいるわけで、可能性がまったくないわけではないと思う。
もしそうだとしたら、とっても不愉快・・・。
こういう情報って、あまりネットでも載っていなさそうだから一応書いておこうと思った次第。

この出来事は、狭い日本でうかうかと過ごしていたわたしに衝撃を与えた。
あー、わたし達って、ホントに国際社会の荒波に身を置いているのね。

そんな氣持ちをすべて払拭してくれたのは胡椒餅。

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もうね、めっちゃ美味しい!
今回の旅行で一番美味しかったかも。
おススメです。

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翌朝、午前3時半にホテルロビー集合。

お弁当を持たせてもらったので、空港のロビーで食べた後、順番にトイレを済ませ、出国の手続きをしようとしたわたし達。
荷物番があるので、わたしが先に行き、次にふんどし息子がトイレに行こうと立ち上がり、ふと見ると出国の行列がさっきの倍近くに増えている。

どうやら、中国人のツアーの観光客がまとまって並んだらしい。
「飛行機の出発の時間もあるし、早く並ばないとヤバいかも」と言うと、ふんどし息子はトイレを諦めて一緒に行列に並んだ。

「オレもトイレに行きたかったのに」と不満そうに言うふんどし息子。
「ねえ、今からでもトイレに行っておいた方がいいんじゃない?行っておいでよ」と言うと「あのガラスの塀の向こうに行けばすぐ出国手続きなんだから我慢する」と言い張る。
「大丈夫?」と心配して聞くと「うるさいな!大丈夫だよ!!」と、ちょっとイライラした感じ。

なんだよ。
人がせっかく親切で言ってやってるのに。

やっと行列が進み、ガラスの塀の中に入ることができた。
が、そこには出国手続きのブースはなく、さっきの行列の3倍くらいの人が並んでいた。

落胆の表情が、ふんどし息子の顔によぎる。
「ね、ねえ、今からでも戻ってトイレ行った方が・・」と言うと「今更もどれないよっ!塀のところにいた係員にトイレ行くから出してくださいっていうのもヤだし。我慢する!」と怒る。

あんた、そんなに怒らなくたって。
傍から見ると、結構つらそうだから言ってるのに。

とはいえ、あの先に見えるパーティションの向こうに行けば出国審査の手続きをする場所になるのだろうから、何とか頑張れ。
余計なことを言うと怒られるので、心の中で応援しつつ、心配そうな眼差しを送る母。

ふんどし息子は青ざめながらもじっと耐えている様子。
かなり限界に近いようで、無口になっている。
限界が近いと無口になるのは、わたしも経験上知っているから声をかけずそっとしておく。

やっとパーティション近くになり、出国審査の手続きの場所に到達した、と思いきや。
確かに出国審査のブースがあるにはあったものの、そこにも予想以上の行列が。

わたしは見ましたよ。
ホントの深い絶望の淵に立った人間の表情を。

ふんどし息子は、脂汗が出る時期もとっくに過ぎ、顔面蒼白。
一歩でも歩くと、〇〇〇が噴き出すんではないかと心配するほど。

わたしゃ、マジでもうだめかと思いましたよ。
「だからあの時行った方がいいって言ったのに」という言葉もかけられないくらい。

耐えるんだ、ふんどし息子よ。
が、もうとっくのとうに限界を超えている様子のヤツに、声を掛けられる状況ではない。

いかん、いかんよ。
もし、こんなところで衆人環視の中でもらしたら、日本人の評判は地に落ちちゃうじゃないですかあ!

とはいえ、頭の中で「えーと、万一そんなことになったらふんどしや着替えは、預けたスーツケースの中だし」と本氣でシュミレーションし出す母。
うつむいたまま、カチコチに態勢を固め、何とか耐えているふんどし息子。
緊張が走る。

ああ、もうダメかも・・・。

でも、神様はお見捨てにならなかった。
あまりに行列が長かったので、ふんどし息子が並んでいた出国手続きのブースの横のブースを係員が開けてくれた。
天の助けのお陰で、ヤツの並んでいた行列が半分になった。

やっと出国手続きが終わり、お腹とお尻を押さえながら走るふんどし息子。
その後ろ姿を見ながら「神様、ありがとうございます!」と母は手を合わせたのでした。

危うく国際社会に荒波を起こすところでした。
いやー、危なかった。マジで。

よれよれになって無事トイレから出てきたふんどし息子です。
面白いから記念に写真を撮っておきました。

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地獄を見たオトコは「ホントに死ぬかと思った・・」と一言。

息子よ、最後に下らない思い出、ありがとう!

つづく

台湾旅行に行ってきた(7)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

台北3日目の朝。
このツアー中、この日の午前中のみが自由行動なので、お土産はすべてこの日に買おうと前々から決めていた。

明日は、午前3時45分にホテル前に集合して、帰路につく。
だから、実質台北最後の日となる今日は、目いっぱい楽しむつもり。

早めに朝食を終え、8時過ぎにはタクシーに乗り込み「林華泰茶行」に向かう。
ここは120年以上続く老舗のお茶の卸問屋なんだそう。

普段からお茶をたくさん飲む我が家。
ここぞとばかりに大量に買い込む。

次に向かったのは、古い問屋街「迪化街(ディーホアジェ)。
迪化街は問屋街というだけあり、たくさん乾物が売っていて、お茶、カラスミ、ドライフルーツや漢方、ナッツ、ツバメの巣などたくさんのものに溢れている。

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お洒落カフェで普段飲まないような高級コーヒー(180元。日本円で540円、現地の人の感覚だと1440円ですぞ)を飲んだ後、

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マンゴー、漢方薬、キクラゲなどを買い込み、カラスミは路地裏にある100年以上続く老舗の『永久號』でゲット。

もちろん自宅用も買う。
このカラスミ、日本酒にも合いそうだから、楽しみ!

永樂市場を歩いていると、“姚德和青草號”という綺麗なお店の前にカウンターのようなものが出ていて「青草茶」の文字が。
夜市で飲んだ青草茶と同じ20元。
よし、リベンジだ!

感じのいいおばちゃんが、よく冷えた青草茶を注いでくれる。
一口飲むと、爽やかなハッカの香りが口に広がる。
夕べ飲んで具合が悪くなりかけた、生ぬるくて不味い青草茶とは全くの別物だった。

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これだよ、これ!
わたしが飲みたかった青草茶は!!
さっそく青草茶も買い込む。

その後は、ふんどし息子の本業で使う鍼灸道具を買う予定を立てている。
「志遠書局」という本屋さんで買いたいらしいのだが、土地勘がまったくないわたし達。
再びタクシーに住所を見せ、無事到着できた。

ふんどし息子は、専門書、牛の角とガラスのカッピング道具等、マニアックなものを次々とお買い上げ。

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さらに、日本の秋葉原といわれる八徳路電気街に行きスマホを買う。
まるで振り切れたように、いつになく爆買いするふんどし息子。

これって、あれですかね。
普段「お金がない」と抑圧されていた購買欲が、異国の地で「ここではそんなこと、どうだっていいもんねっ」と、ヤケクソ氣味に暴発してるってことですかね。
帰国してから青ざめなきゃいいけど。

最近、石に凝り始めたふんどし息子は、ネットでオススメと書かれていた『良友翠玉専門店』という石の専門店に「絶対に行きたい」という。
わたしがデューティフリーのお店で北投石のブレスレットを買った時、ふんどし息子が執拗に止めたのも「このお店で買うべきだ」と考えたからだった。

「日本の業者もこのお店に買い付けに来ているくらいなんだからね」と、ネットで仕入れた知識を披歴するふんどし息子。
まだ行ったこともないお店にずいぶんな入れ込みよう。

中山區松江路にタクシーで行き探したが、なかなか見つからない。
仕方なく商店街で、乾物を売っているお店の人に地図と住所を見せながら聞いてみる。
地図によるとすぐそばのようなのだが、分からないようだ。

台湾の人はとても親切だ。
近くにいる人に声を掛け、皆であれやこれや頭を寄せて話し合ってくれる。
(結局、全員が別の方向を指さしていたのは、まるでコントのようだったが)

そこに自転車に乗った女性が通りかかった。
乾物屋の方と知り合いだったようで、この女性も話し合いに参加してくれたが、やはりどこか分からない様子。
諦めきれないふんどし息子は「もうちょっと自分たちで探してみます。謝謝」とお礼を述べ立ち去ろうとすると、その女性が流ちょうな日本語で「このお店で何を買いたいの?」と尋ねてきた。

聞くと、張さんというその女性は通訳やツアーガイドをやり、ガイドの研修もしているらしい。
「ここは石の専門店なので、息子は北投石を買いたいらしいんです。わたしは昨日デューティフリーのお店で買っちゃったんですけど」とわたし。

実は、勢いで5万もする(値切ったけど)北投石のブレスレットを買ったはいいが、心の底で「あー、デューティフリーのお店ではいつも買い物しないのに。高い買い物しちゃったかな。ふんどし息子の勧めるお店で買った方がよかったかな」と、胸の底でチリチリとくすぶっている思いがあった。

すると張さんは「北投石はデューティフリーのお店で買ってよかったですよ。デューティフリーのお店以外で買っても、マイナスイオン測定器に出るようなものは出ていませんから」と、おっしゃった。

「え?」
「北投石はわたしの身内が開発にかかわってるんです。効果のある石はデューティフリーのお店以外には卸していません。だからデューティフリーのお店以外やアマゾンで売っているような北投石は偽物です。デューティフリーのお店では保証書も付けるでしょ?ほかのお店では付けませんよ」

えー!!そうなの?
ってことはセルフォちゃんのいう通りにして大正解だったってこと?!

ふんどし息子は、目を大きく見開きショックを隠せない様子。
結局、張さんの事務所まで連れて行ってもらい、いろいろな裏話に花が咲いたのでした。

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いやー、ご縁って面白いですな。

張さんから話を聞かなかったら、心のどこかで「成り行きで高いものを買っちゃったけど、ま、仕方ないか」的な感じをずっと持っていたと思う。
セルフォちゃん、あんたを信じ切れなかったわたしを許してね。

北投石のブレスレットの購入をご検討の皆さん、デューティフリーのお店の方が保証書も付けてくれるし、安心みたいですよ。

その後、張さんに調べてもらって「良友翠玉専門店」に辿り着いた。
やはり、あの乾物屋さんのすぐそばだった。

すぐそばで商う地元の人、北投石に関わっている張さんもまったく知らないのはどういうわけか。
表の看板等を見ると、観光客向けだとすぐ分かる。

ネットで見るとものすごく評判がいい。
「良すぎるのでは?」と思うくらい。

実際にお店に入ってみたが、北投石のお値段はデューティフリーのお店と大して変わらない。
セルフォちゃんの反応はといえば「うーん、いや、別に・・」と素っ氣ない。

さっきまであんなに買う氣満々だったふんどし息子も、購買欲がしおしおと萎んでしまったらしく、目に輝きがない。
まるで文通相手(今や死語か?)に恋い焦がれていたのに、生身の相手に会って一挙に熱が冷めてしまった高校生のよう。

思い込みってコワいですな。
結局、そそくさとお店を後にしたのでした。

ま、こういうのって人によって感覚が違うしね。
自分がいいと思えるものを求めるのがもちろん一番いい。

でも、やっぱりネット情報の鵜呑みはよくないかも。
本当に大事な情報は、ちょっと調べただけじゃおいそれとは出てこないというのも事実。
そんなことを張さんとセルフォちゃんに教えてもらいました。

そして我が家に「セルフちゃん有能伝説」の生まれた瞬間でもありました。

つづく

台湾旅行に行ってきた(6)

こんにちは。今日も楽しいマキオカでし。
もとい、今日も楽しいマキオカです。

飲めない水道水を使った(と思われる)青草茶を飲んでしまい、テンションがダダ下がったわたし達。
「せっかくの台湾旅行。美味しい食べ物を楽しみにはるばる日本からやって来たのに、こんな下らないことで下痢になってしまってすべて台無しになったらどうしよう・・」という自業自得的なしょーもない不安から、何も食べる氣が起きず、タクシーでホテルへと戻ったのでした。

ああ、愚かなり・・・。

それはそうと。

わたしは日本ではほとんどタクシーは利用しない。
が、台北では初乗り運賃1.25kmまで70元(180円)ととってもお安いので、交通手段として大変魅力的だ。
言葉の問題も、行き先の地図か住所が書かれた物を見せれば問題なし。
ということで、今回の旅ではちょいちょいタクシーのお世話になりました。

結局、気持ち悪くなった氣がしたのは完全に氣のせいで、二人ともお腹は壊れなかった。
これというのも、いつもテキトーなものを平氣で飲み食いしているお陰であろうか。

時間の経過とともにすっかり氣を取り直し「せっかくの台湾の夜。日本ではまず受けないマッサージをしにいこう」と、ホテル周辺のマッサージ店を探すことにする。

ツアー会社の勧めるマッサージは送迎付きで30分800元だが、街中のお店では、大体1時間800元。
どこかいいお店はないかとふらついた結果、ホテルのほど近いところによさげなお店発見。
足裏マッサージと全身マッサージ90分のコースをお願いすることにし、二人でリクライニングチェアに横になった。

足を蒸しタオルで温め足裏マッサージを始めると、担当のおじさんが「これ、角質取りしたほうがいいね。角質、たくさんある」と、片言の日本語で言ってきた。
角質取りは600元。

そう、確かに以前からかかとにガサガサした角質があり、何とかならないかと思っていたの。
いいチャンスだからやってみるか。

いつもはみみっちいけど、旅先だと太っ腹になるわたし。
(日本円で1800円ほどの金額を「太っ腹」という時点で普段のケチり方が窺えますな)

ふんどし息子も一緒にやってもらうことになり、それぞれ足に二人ずつが足元に取り付いてやってくれる。

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ああ、なんて贅沢なの。
氣分はさながら王侯貴族のよう(?)

角質取りは専門のスタッフが鋭利な刃物を使ってかかとをゾーリゾーリと、まるで髭を剃るように角質を剃っていく感じ。

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痛くも痒くもないが、足から白い粉がボロボロと落ちていくのがスゴイ!
自分の写真を載せるのは恥ずかしいので、ふんどし息子のを載せることにしよう。

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あー、なんかさっぱり!
いやー、いいね。台湾の角質取り。
一年経つと、また元通りになるらしいから、このためだけに来てもいい感じ。

とはいえ、わたしの担当のおじさんは足つぼマッサージをしながら目はテレビを観ていて、ちっとも力が入らない。
それに反して、ふんどし息子の担当のお兄さんは傍から見ていてもいろいろなテクニックを駆使し、一生懸命揉んでいる。

ぐぬう。
なんか、悔しい。

昨日と反対の立場になり、羨ましさ、妬ましさがこみ上げる。

マッサージがすべて終わったのは、22時半ごろ。
「このツアー中で、明日の午前中のみが自由行動。お土産はすべてこの日に買おうと前々から決めているのだから、早く寝なければ」と、急いでホテルに帰る。

ふんどし息子は、ツルツルになったかかとをさすりながら「足が一回り小さくなった氣がする」と言いつつ、嬉しそうに付け加えた。

「オレの担当の方がオカンのマッサージやった人より上手かったね」
なんかムカつき返事をしないでいると、再び「オレの担当の方が・・・」と繰り返す。

あーっ、聞こえとるわっ!
どんだけ嬉しいんじゃ!
せっかくの台湾の夜に、どうでもいいわ、そんなこと!!

こうして再び親子で罵り合いながら、台湾の二日目の夜は更けていったのでした。

つづく


台湾旅行に行ってきた(5)

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

故宮博物館で大人氣の白菜と豚の角煮の宝飾品を見て、ヒトという種族の美的感覚の底知れなさを実感した後に向かったのは、このツアーの目玉でもある十分(シーフェン)の天燈(ランタン)あげだ。
ランタンあげは、天に願い事を届ける台湾の伝統行事なんだそう。

デューティフリーのお店に集められた観光客はオプショナルツアーによって、それぞれの行先のバスに振り分けられる。
わたしの乗った十分(シーフェン)に向かうバスは、さすが人氣のランタンあげのオプショナルツアーだけあって満席だ。

ツアーガイドのシーシーさんはとっても可愛い。
特にしゃべり方が、ものすごくキュート。
「です」を「でし」、「ください」を「くだしゃい」と発音するのだが、もうズキュンとツボに入ってしまった。

ほぼ1時間ぐらいで十分(シーフェン)に着くというが、途中で窓にポツリと雨粒がついた。
心配していた雨が降ってきたのだ。

雨脚は段々強くなってくる。
心配になってシーシーさんに聞いてみると「大丈夫でし。凄い雨の時もできましたから、心配ないでし」と、チャーミングに笑った。

か、かわゆい。
こういうのを「萌え」というのであろうか。
おばちゃん、惚れちゃいそうだよ。

十分(シーフェン)に着いた時、辺りは薄暗くなっていた。
持ってきていた傘を差していると、シーシーさんが「あれを見てくだしゃい。皆しゃんもあれを上げるんでし」と空を指さした。

本当だ。
ランタンが、暗くなりつつある雨空に真っすぐに上っていく。

十分(シーフェン)は静かな山間の小さな町で、ディーゼル車が使われている平渓線が通っている。
その線路沿いにランタンやお土産を売っているお店が並んでいる。
驚いたことに、その線路の上でランタン上げをするようだ。

ランタンにはいろんな色があって、それぞれ意味があるらしい。
ツアーによってお店が決まっているらしく、わたし達に用意されていたのは赤いランタンだ。

ランタンは、既にハンガーラックに洗濯ばさみなどでセッティングされ、横に筆が置かれている。
ふむ、この筆で願い事を書くのね。

ランタンの大きさは1.5mほどで、思ったより大きい。
二人で一つのランタンが割り当てられた。
最初にセッティングされた面を書き終えたら、その裏面にも願い事を書く。

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台湾の神様は太っ腹らしく「そんなに欲張ってはいかん」などとはおっしゃらないらしい。
せっかちなわたしはちゃっちゃと書いて終了。

ふんどし息子はあれこれ悩んで、やたら時間をかけて書き上げた。
こんなところにも性格って出るよね。

途中、1時間に1本というディーゼル車がゆっくりとやってきた。
「十分駅」がすぐそばなので、かなりゆっくりと、だが店の軒先をぎりぎりに滑り込む。

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昭和を思い出すような、ノスタルジックな光景だ。

願い事を書き終えお店の人に声を掛けると、線路の上に願い事を書いたランタンをセッティングしてくれ、記念撮影の後、ランタンの裾の持つところを教えてもらう。

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ランタンの中は下の縁の周囲に針金が付けられていて、2本の針金が交差しているところに火種がつけられる。

おお、ランタンがどんどん膨らんでいく!

ランタン内に熱気が充満してきて、今にも浮かび上がりそう。
頭の高さになったら、「いち、にい、さん!」で手を放す。

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「浮かんだ!」と思う間もなく、ランタンはかなりのスピードで上っていき、やがて夜空に吸い込まれていった。

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ランタンが上っていくさまは幻想的で、いかにも神様の下へ届きそう。

何を書いたかって?
仕事と健康、あとはもちろんふんどし息子にいいお嫁さんが来てくれるようにお願いしましたとも。
だから近々、我が家に素敵なお嫁さんが来てくれるはず。

その後、バスに集合したわたし達は「寧夏路夜市」に向かう。
台湾はB級グルメ天国といわれ、夜市は台湾の夜の文化として、外して語ることができないんだとか。

「昔は観光客には『屋台のものは食べないでくだしゃい』と言っていたのでしが、今はそんなに心配ないでし。わたしも食べまし。ただ、冷たくしていない水を使ったものは止めてくだしゃい。台湾の水道水は飲めないでし。普通のお店はペットボトルのお水を使いましが、屋台の中には水道水を使っているものがありまし。だから飲み物は、屋台ではなくお店で買ってくだしゃい」とシーシーさん。

ふっふっふ、楽しみ!
バスから降り、初めての夜市に目を輝かせる。
夜市でB級グルメを食べるのを楽しみにしてたわたし達は、にんまりとほくそ笑む。

ふんどし息子は「オレ、青草茶を飲むんだ!」と鼻息が荒い。

「青草茶」は漢方の効能がある草を乾燥し煎じつめ、砂糖やハチミツを加えたものを水で薄めたもので、体の余分な熱をとり免疫力もアップしてくれる作用があるんだそう。
どうやらふんどし息子は、日本で下調べをしていて青草茶が体にいいという情報をつかみ、飲んでみたいと思ったらしい。

しばらく歩いていると「青草茶」の看板を出しているところを発見。
お店の前のアーケードを挟んで、腰の曲がったおばあちゃんが自転車にクーラーボックスを載せて青草茶を売っていた。
「ここで青草茶を飲もう」とふんどし息子。

え?でも、これってどうみても屋台・・。
シーシーさんの言葉が頭をよぎる。

「ちょっと待ってよ。さっきシーシーさんが屋台の飲み物は止めた方がいいって言ってたじゃん。これ、どう見ても屋台でしょ。しかも冷えてなさそう」と言うと「違うよ。このアーケードのお店の人が出してるんだよ。それにきっと冷たくしてあるから大丈夫だよ」と、言い張る。
いや、どう見ても違うだろ。

いつも思うのだが、こいつは思い込んだらなかなか軌道修正ができない。
自分のやろうと思っている方向に思考を変換してしまう傾向が強い。

押し問答を何回か繰り返し「じゃ、あのクーラーボックスの中を見せてもらおう」ということになった。
おばあちゃんにクーラーボックスを見せてくれと身振り手振りで頼むと、面倒くさげにクーラーボックスを開けてくれた。

中には青草茶らしい青緑色の液体が入っている一升瓶と、蓋の空いた小ぶりのビンが入っていたが、氷は影も形もない。
いかにもぬるくて不味そうな感じ。

「ほらあ、これ、水道水で作ったヤバいやつだよ。止めようよ」と小声で言ったが、すでに長い言い争いで引っ込みがつかなくなっていた息子は「いいよ!オレは飲む。オカンは飲まなきゃいいだろっ」と言い捨て、おばあちゃんからぬるそうな青草茶の入った紙コップを受け取り、止める間もなくゴクリと飲んだ。

愚かなり、ふんどし息子。

「どう?」と聞くと「・・・ふーん。ま、まあね」
声のトーンが落ちている。

こういう時は明らかに不安を感じている時だ。
こいつ、お腹大丈夫か?

が、ちょっと好奇心に突き動かされて「どれ、一口飲んでみるか」と言って、わたしもコップを口にしてしまった。

愚かなり、わたし。

げふっ、案の定なまぬるくて不味い。
甘いハッカの味がベースなのだが、それとは別のヤな感じの味がほんのりと混ざっている氣がする。

「やっぱ、これ、水道水使ってるんじゃないの?」と、咎めるようなまなざしを送ると「・・・う、うん。そうかもしれない」と、観念したように認め「これって、お腹に来るのかな?来るとしたらどのくらい経ってからかな?」と、不安そうにつぶやく。

顔を見合わせ「なんか氣持ち悪くなってきたような氣がする・・・」「お、俺も」と、どんよりと暗くなりテンションがダダ下がるバカ親子。

あんなに楽しみにしていたのに結局何も食べる氣が起きず、しょんぼりと夜市を後にしたのでした。

                      
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シーシーさん、可愛かったでし。よかったらお嫁さんに来てくだしゃい。

つづく
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Author:マキおかん
気が付いたらキャンプ場をやっていたマキおかんです。

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